智樹が射精した後、2人は息を整えていた。
少し落ち着いたところで、おもむろに智樹がスッとティッシュを取り、
「今日もこうなるかなぁと思って、今日は近くにティッシュ用意しといたんだ!(笑)」
「もー!智樹君たら…そんなこと考えてたの?エッチなんだから…」
悪戯っぽく笑いながら言う智樹に、紀子は少し拗ねたように言った。
お互いに拭き終えると智樹が投げていたバスタオルを拾い紀子にかけてくれた。
「ありがとう…」
まだ明るいキッチンで全裸でいる自分を気づかい、バスタオルをかけてくれた智樹の優しさが紀子には嬉しく、バスタオルを胸に巻いて、紀子は自分から智樹に抱きついていた。
そんな紀子を受けとめながら智樹は紀子を抱きしめ、唇を重ねた。
智樹に抱きしめられキスをされてる紀子も幸せを感じ、夫も娘もいるのに、まるで自分が高校生の智樹の恋人のような感覚になるのであった。
唇を離し智樹が間近で紀子を見つめながら、
「紀子さん、好きだよ!」
と言われると紀子も、
「私も智樹君が好き…大好きなの!」
今度は自分から智樹の唇を激しく求めていた。
服を着て、紀子は食事をパパッと作りあげ、すぐに夕飯が出来上がった。
テーブルで智樹と2人で食べながら、智樹のバイトの話や進路の話など聞いてる時が、唯一紀子が大人としての威厳を保てる時間であった。
食べ終わると、智樹はまた紀子をベッドへと誘った。
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