お店に着き、一応智樹からのLINE受信を確認したが受信はなく、諦めてスマホをロッカーに置き仕事をはじめた。
14時前にようやく休憩にはいり、ロッカーのスマホをチェックすると智樹からの受信があった。
「朝はバタバタで返信できなくてすいません。ちゃんとバイト来てるから大丈夫だよ!(笑)18時ごろには帰れると思うから、終わったらまた連絡します。」
(よかった!ちゃんと朝起きてバイト行ったのね!)
紀子は安心したのと、本当に今日も智樹と会えるとゆう気持ちでドキドキした。
残りの仕事時間も紀子はウキウキした気持ちで仕事をこなしながら、定刻の16時になるとすぐにあがり、智樹の夕飯の食材と家の買い物もあるのでスーパーに向かおうとしたが、18時までには少し時間も早かったので、少し離れたショッピングモールへと向かった。
ショッピングモールの食料品売り場で、智樹の夕飯と家の食材を買いこみ、それぞれ違う袋に詰めて一度車へ戻って智樹からの連絡を待った。
17時半ごろ智樹からようやくLINEがはいり、
『もうすぐ家に着きます。紀子さんはどこ?』
『今ショッピングモールだから20分くらいで着くと思うわ!』
『じゃあ俺のほうが早いね!シャワーしてると思うから鍵開けとくんで、かってに入っててくださいね!』
『わかりました。』
昨日の今日で、紀子は智樹と会えるのが嬉しいのだが、また緊張してきていた。
昨日と同じく智樹の家のそばのコインパーキングに車をとめ、智樹用の袋を持って智樹の部屋へと向かった。
チャイムを鳴らすが、やはり智樹はシャワーをしているらしく出てこないので、智樹に言われたとおり、かってに入り買い物袋を持って紀子はキッチンへと入った。
時間があまりないと思い、簡単にできる炒めものにするつもりだったので、野菜と肉を切って炒める準備をしてると智樹がシャワーから出てきた。
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