「アンッ…アンッ…」
智樹が紀子の乳首で遊ぶたびに反応してしまう紀子だった。
「紀子さん、ワンピ脱いだほうがいいかもよ?シワになっちゃうよ!」
身体をくねらせてる紀子に智樹は言った。
智樹の言葉にふと紀子はワンピースを見ると、お腹までさげられていて、智樹の言うとおり、シワになりそうであった。
『ワンピ汚さないでね!』とゆう、理花から出がけに言われた言葉を紀子は思い出した。
(どうしよう…このままじゃ本当にシワになっちゃう…でも…)
ワンピースを脱ぐと、ブラジャーははずされてるため、パンティ1枚の格好になってしまうので、紀子はためらった。
「ほら!早く脱がないとシワになっちゃいますよ!手伝おうか?(笑)」
笑いながら智樹がワンピースを脱がそうとした。
「ま…待って!自分で脱ぐから…智樹君、後ろ向いてて…」
智樹に身体を見られながら脱がされるのは、とても恥ずかしいと思ったので、そう言った。
「わかった♪じゃあ脱いだら教えてくださいね!」
意外にも智樹は素直に後ろを向いた。
智樹が見てないうちに素早くワンピースを脱ぎ、脱いだワンピースをシワにならないようにベッドの脇へ置き、素早く掛け布団に紀子は潜った。
「もういいですか?」
言うと同時に智樹が紀子のほうを向いた。
「…うん…」
力なく紀子が返事をすると、ベッドの脇に置かれたワンピースを確認すると、
「紀子さんだけ裸じゃかわいそうだから、俺も脱ぐね!」
Tシャツとハーフパンツを脱ぎ、智樹はボクサーパンツ1枚の格好になった。
ボクサーパンツ姿の智樹を紀子はチラチラ見て、智樹の膨らみがわかった。
(智樹君、さっきからずっと…まだだしてないんだもんね!私、自分ばっかり恥ずかしくて…智樹君のこと考えてなかった…)
そんなことを考えてると、智樹が隣にはいってきた。
智樹はベッドにはいってくるなり、優しく紀子を腕枕して抱きしめた。
お互いパンツ一枚の格好で智樹に抱きしめられた。
裸の触れ合いなど、紀子にとっては忘れてしまうほど昔の記憶しかなかった。
夫の正明とは10年以上レスなうえ、まだ性交があった時でも、正明はズボンをおろすだけのセックスだった。
智樹に裸で抱きしめられ、紀子は女としての幸せを感じるのであった。
パンティ一枚で上半身裸の紀子を抱きしめながら智樹が、
「紀子さん、好きだよ!」と耳元で囁かれ、
「私も…智樹君が好き!大好きなの!離さないでね!」
そう言いながら紀子は必死に智樹にしがみついた。
万引きを咎めた時の、き然とした紀子の姿はもうそこにはなかった。
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