家に戻り理花が先ほど買ってもらった服を正明に見せてる間に、紀子は正明の昼食を食べれるように準備して後片付けまで済まし、理花と正明が自室に戻ったのを確認した後、スマホを開いてみると智樹からのメッセージが入っていた。
「朝はちゃんと起きて行きましたよ!偉いでしょ?ご褒美なんかありますか?(笑)時間ギリだったんで朝はレスできませんでした!さっきゲリラ豪雨で現場が中止になったので、今から帰ります!かなり雨でびしょ濡れになったけど、日当は1日分もらったのでラッキーです♪(笑)今日は夕方から花火行くので、紀子さんにお金返すのはちょっと待っててください…。使いこまないように気をつけまーす!(笑)」
智樹からのメッセージを読みながらクスクス笑ってしまい
(智樹君たら本当にかわいくて憎めないわ…♪)
昨夜から智樹からのメッセージがなく、落ちこんでたことも吹き飛んでしまうほど、紀子は嬉しかった。
「智樹君、バイト初日お疲れさまでした。ご褒美?起きるのがあたりまえなんだから、そんなものもちろんありません!(笑)でも、ちゃんと起きてバイト行ったみたいなので安心しました!雨凄かったでしょ?早く着替えて風邪ひかないようにね!花火楽しんできてね♪」
すぐに智樹から返信があり
「ちぇっ!ご褒美なしか…(笑)明日は日曜でバイトないけど、来週は月曜から土曜まで一週間ガッツリ行くから、全部遅刻しなかったらご褒美ある?(笑)考えといてくださいね♪(笑)なんか服がビショビショでむっちゃ寒くなってきたから、早く帰って着替えますね!」
「はいはい!一週間ちゃんと行けたらご褒美考えとくから!(笑)頑張ってね!」
(智樹君たら…ご褒美なんて…何がいいのかしら?)
軽くあしらったつもりの紀子だが、本当に智樹からご褒美をねだられたら、なんでもしてあげたいとゆう気持ちであった。
そこから智樹からの返信を待ったのだが、返信が来ないので諦めて家の片付けや掃除などしてたら、理花が花火に出かけていった。
正明と2人の夕飯を食べ、シャワーも済ませてリビングでくつろいでいると、理花が帰ってきた。
「お帰り!花火中止にならなくてよかったね。どうだった?」
「うん、凄い人が多かったけど超綺麗で感動したよ。」
「そう!よかったね♪」
「けっこう友達や知り合いにも会ったけど…あっ!この前話しにでてた中学の同級生の吉沢智樹もいたし!」
「そ、そうなの?」
急に智樹の名前が理花からでて、紀子はドキッとしてしまうのであった。
「智樹君も彼女つれてたし、会う友達みんなカップルなんだもん!うちも来年は絶対彼氏みつけて彼氏と花火行こうっと♪(笑)」
(智樹君、やっぱり彼女いるのね…)
気持ちがまた落ちてきたが、娘の理花の前なので、つとめて冷静をよそおい、
「そうだよね!吉沢君なら彼女いないわけないもんね!理花、お風呂入っちゃいなさい!」
もっと智樹の情報を聞きたい気持ちもあったが、これ以上聞くと、気持ちが落ち込むばかりなので、紀子は話しをきりあげて自室に戻った。
(智樹君に彼女…いて当たり前よね!私なにこんな落ち込んでんのかしら…智樹君今ごろ彼女と…)
ベッドに仰向けになりながらまた智樹のことを考えてしまうのであった。
智樹のことを考えてしまうと、自然に秘部に手がいってしまうのであった。
(智樹君…私も…紀子も…智樹君が欲し…い…アアン…他の女の子なんて…いや~…アン…アン…)
嫉妬しながらも、智樹の顔や智樹の匂い、智樹の仕草など思いだしながら、激しく指を動かしてしまいながら紀子は自分の指で達してしまった。
紀子も正明とは10年以上レスなので、時々は自分で慰めることも以前からあったのだが、智樹と出会った日からは、毎晩のように智樹を想ってオナニーしてしまうのであった。
智樹とLINEでやりとりしたいが、彼女と一緒にいるのがわかってるので、LINEも送れずに諦めて眠るしかなかった。
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