それ以来、娘の幸子は口を開かなかった…
入浴を済ませ夕飯も済ませると黙ったまま自室に戻り、その夜は出て来なかった。
家族の最後に静子は風呂に入る…
「見たよ…」
娘の言葉に動揺を隠せない静子…
…まさか!清水との事を知られたのか?…
…見た!ホテルに入った時?…
…だとしたら、どんな言い訳をしょう!…
静子の動揺が広がる。
そんな不安を打ち消すよう自身に言い聞かせ浴槽に身を沈める静子…
五十路を目前の年老いた肉体…
衰えを隠せない肉体を貪る数々の男性…
そんな男性達に奥深くに眠っていた淫蕩な性癖を掘り出され、性に溺れる静子…
娘に言われた言葉に動揺を覚えながらも、浴槽の中で静子は淫な肉体に手を這わせる…
夫以外の男性に吸い弄ばれる乳房…
甘い言葉に淫に揺らす腹部…
お湯に揺れ動く淫な陰毛…
何よりも男性達から与えられる快感に淫に息づく淫部…
赤黒く爛れたような淫襞…
静子の指先が襞の中に、ゆっくりと沈む…
蘇る清水との爛れた愛欲の時間…
今の静子は妻…母親としての感情より一匹の雌女としての感情の方が強かった…
…娘の言葉より清水と過ごした愛欲の時間の方が強く印象に残るなんて、なんて私は厭らしい女なの…
静子は不安をよそに浴槽の中で逝った…
翌朝も娘は何ひとつ言葉を交わさずに家を出た。
「どうしたんだろう?今朝は何にも喋らなかったぞ?何かあったのかな…お前は何か知ってるのか?」
夫の言葉に静子は動揺を感じながらも、言葉を濁した。
夫を送り出し家事を済ませる静子…
昨夜の娘の言葉が思い出され静子の気持ちは再び動揺をし始める。
あれこれと言い訳ばかりを考えてしまう静子…
そんな時に玄関のチャイムが鳴る。
現れたのは清水だった…
「どうしても我慢出来なくて来てしまいました」
清水の言葉に静子の股間は直ぐに熱く潤み出してしまうと同時に、娘の言葉が頭を過る…
「困ります…」
拒絶の言葉を発しながら静子は後ずさりをする。
静子を追うように清水は家に上がり込んで来る。
拒みながらも奥の和室に追い込まれる静子…
襖を閉め清水は立ち竦む静子を抱き寄せる…
「我慢しなきゃ…と思えば思うほど奥さんが欲しくなり…」
抱きしめながら清水の手は背中を這い回る。
「だからと言って、私は人妻で家庭も有るのよ…貴方にだって大切な奥様が家族が居るでしょう」
既に興奮した声で静子は言う。
その唇を塞ぐような荒々しいキスと同時に衣服の上から乳房を揉まれる…
「あぁ…だめぇ…」
やがて清水の手は静子の尻を這い回りスカートを、ゆっくりとたくし上げて行く…
下着の上から尻の肉を強く揉み上げて来る…
その手が前に回り下着の中に差し込まれて行く…
「奥さん…」
「あっ!いゃ…恥ずかしい」
静子のそこは既に夥しく蜜を溢れさせていた…
「奥さん、私のにも…」
清水の手が自分の股間に導く…
ズボンの中で硬く膨らんだ清水の肉棒…
「あぁぁ…今日だけよ…今日で終わりにして」
譫言のように言いながら静子の手は激しく清水の股間を撫で摩って行く…
娘の言葉に動揺を覚えながらも、静子は目の前の被虐的な愛欲に溺れる…
全裸に成り清水の欲望を受け止める静子…
座る清水の上に跨り快楽の声を挙げ自ら腰を揺らし逞しい肉棒を貪る静子…
何の支度も無かった静子は清水の淫液を口内で受け止める…
昨日にも増て濃い清水の体液…
一滴も残さず喉の奥に飲み込んで行く静子…
やがて力の抜けた体で押し入れから敷布団を取り出すと、その上に倒れ込むように寝返る。
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