その⑥
僕が契約させられたのは、社長を含めても社員四人の小さなAV会社でした。
そこに僕と三田君を加えても、たったの六人です。
社長は僕を陥れたアノ男です。
専属のAV女優? も僕一人だけで、想像したのとは少し違う雰囲気の会社。
実はあの夜、早速デビュー作を撮られました。
まだ男の娘について初心者である僕を撮りたかったみたいです。
結果、かなりソフトな内容で、AVというよりドキュメントみたいな作品に。
全裸はあるものの、絡みもなく、イメージDVDみたいなデビュー作。
こんなDVDが売れるのかな? と思ったけど、そこそこ評判も良かったみたい。
それなりに問い合わせも来ており、第二弾のDVDも作ることになりました。
「二作目はSEX無しという訳にはいかないぞ。いいな」
「はい・・・でも経験がないので、上手く演技ができるか心配です」
「本当に処女? ん? いや、男だから処男か?・・・なのか?」
僕が頷くと、他のスタッフは半信半疑な感じで笑っていた。
そんな格好して、その上、三田君と住んでるくせに、と思っているのかな。
「それなら第二弾は処女喪失でいいじゃないか。演技の必要はないよ」
「男優はどうします? 処女の結衣に合うような男優は中々いませんよ」
「はいはい、俺ではダメですか。結衣の最初は絶対に俺だと決めてました」
「何を言ってるの三田君。そんなのダメだよ」
「いや、悪くないかもしれないぞ。面白いのが撮れそうな気がする」
「しかし社長、社員が女優に手を出すのはAV界の禁止事項ですよ」
「これは仕事だよ。手を出すのとは違うさ。そうだよな、三田」
「はい、その通りです。少しでも結衣に協力したいだけです」
嘘ばっかり、僕とSEXしたいだけのくせに。
「よし決まりだ。三田で行こう」
「ちょっと待ってください。僕は三田君とのSEXには抵抗があります」
「いや、もう三田に決めた。これは社長命令だからな」
僕の意見は無視され、その日のうちに第二弾の撮影に入りました。
男優も女優も揃っているのだから、時間を置く必要はないとのことです。
撮影は三田君の部屋で行われ、自然の流れでSEXするように言われました。
自然の流れって、一体どんな感じなんだよ。
与えられた設定は、二人が恋人同士であるということだけでした。
そして撮影開始。
「結衣、風呂にしようか。いつものように一緒に入ろう」
「えっと、僕は洗い物を済ませて入るから、三田君が先に入っていいよ」
「ダメだよ。洗い物なんて後にしろ。さぁこっちにおいで」
「もう仕方ないな。直ぐに行くから先に入っててよ」
こんな感じで三田君の好き放題の流れで話は進む。
二人の入浴シーンを撮り終え、とうとう初体験のSEXシーンになった。
「三田君、僕、怖いよ。痛いんだよね、初めてのSEXって」
「心配するな。俺に任せておけば大丈夫。さぁベッドに寝てくれ」
僕が裸のまま横になると三田君の勃起したチンチンが僕のお尻に突き刺さった。
え? こんなに突然なの?
「うっ・・・い、痛っ・・痛いよ、三田君・・・」
「もう少し我慢して。直ぐに気持ち良くなるから」
「はぁぁぁ・・あっ・・・うくっ・・・もうダメ、それ以上は痛くて・・・」
「もう入ったよ。さぁこれからが本番だよ」
「だ、ダメ・・・三田君。動かないで・・・あっあっう・・」
「これから気持ち良くなるから。いいか、俺に全てを預けるんだ」
「うっ・・い、痛っ・・・あっ・・あっ・・・もうヤメてぇぇ・・・」
しかし三田君は腰を振り続け、僕は痛みで涙が止まらなかった。
そして三田君の吐息と共に、僕の中に精液を吐き出しました。
泣いている僕を組み敷き、今度は体位を変えての第二ラウンド。
僕は布団を握り締めて、三田君の動きに耐えました。
ただ痛いだけで、全く気持ち良くなんてなりませんでした。
この第二弾のDVDもそこそこ売れ、評判も悪くなかったそうです。
これを機に三田君は、僕に身体の関係を迫るようになりました。
「三田君、この業界ではルール違反だよ。それに約束したでしょ」
「いつまでもSEXの度に泣いてる訳にはいかないだろ。これは仕事だよ」
「嘘つき。僕としたいだけでしょ」
「俺はマネージャーとして結衣に成功して欲しいだけだ」
「そんなの信じられないよ。だって僕を見る目が違うもん」
「仕方ないな。力づくでもSEXするぞ。これは結衣の為なんだからな」
「嫌だ、ヤメて。離して。三田君、嫌だ・・・」
大柄な三田君が本気を出せば、小柄な僕の抵抗は無意味だった。
アッという間に押し倒され、三田君は僕の中に入ってきました。
その日から僕は、三田君に犯される毎日でした。
「ほらどうだ? 一昨日より昨日、昨日より今日の方が気持ちいいだろ?」
「うっ・・くっ・・あっあっあっ・・・はあぁ・・」
最近は大学にも行かず、三田君に抱かれる続ける毎日でした。
一週間が過ぎた頃、SEXの感覚に変化が起きました。
痛くて仕方のなかったSEXに、少しだけ痛み以外の感覚が芽生えました。
お尻の痛みが痺れに変わり、そのうち快感に変わってきました。
そのうち僕の身体にも著しく変化が出てきました。
腰のラインに窪みが、お尻にも丸みが出てきました。
まっ平らだった胸も、わずかに盛り上がり始めました。
膨らみ始めた胸を三田君に揉まれ続け、小学校高学年程度のバストに成長。
ロリ好きの人には堪らない? くらいの微乳となりました。
久しぶりに事務所へ行くと、そこに居た全員が僕の身体の変化に気付きました。
その時は社長を除く、三人の社員が出社していました。
「手術したのかと思うほどの変わり様だよ、結衣ちゃん」
「社長も絶対に驚くぞ。この一週間で何があったの?」
「あの日のSEXが原因でしょうか? あれから身体が変わり始めたんですよ」
「腰やヒップのラインは完全に女だよ。三田は我慢するのが大変だろうな」
「そうそう、三田君は大変みたいですよ。目が怖いですから」
三田君とSEXしていることは隠しておかないとマズいだろうな。
「でも腰やお尻だけではないですよ。胸も凄く成長してるんです」
「胸も? でもパットを入れてるんだろ?」
「まぁ入れてますけどね。でも見てみますか? 驚きますよ」
僕は三田君から話題を逸らすためにシャツを脱いで、ブラも外しました。
「ね? どうですか? 少しは魅力を感じますか?」
三人全員、僕の胸に視線が釘付けになっていました。
「あの・・・聞こえてます? 凄くないですか? 触ってみます?」
「バ、バカなこと言うなよ。そんな気、あるはずないじゃないか、ははは」
「そっか。さすがはAV会社の社員ですね。少しショックですけど」
「何? 触って欲しいの? 俺が触っても嫌じゃないの?」
「嫌じゃないですよ。だって凄いでしょ。見て触ってもらいたいくらい」
「そこまで言うなら・・なぁ? 別にルール違反にはならないよな?」
「まぁ違反には当たらないだろうな。何もSEXしようって訳でもないし」
「じゃあ触ってやるよ。でもここでは気になるから場所を移さないか」
やはり社長に知られるとマズイと考えたのだろう。
地下の駐車場に停めてある、会社のワゴンに移動することになりました。
僕が後部座席に座ると、一人が乗ってきて扉を閉めました。
窓はマジツクミラーになっていて、外にいる二人からは中が見えません。
「あれ? 一人だけですか? 」
「ああ、順番だ。あまり見られたくないからね」
「大袈裟ですね。ちょっと見て触るだけなのに」
「じゃあ脱いで。あまりアイツらを待たせても悪いから」
シャツを脱ぐと、いきなり抱き付いてきました。
「あれ? どうしました? あの・・・」
ブラのホックを外され、スカートの中にも手が入ってきました。
「あれ? あれ? 本当にどうしたんですか? これって・・・?」
「見て、触って欲しいんだろ? 全部見てやろうっていうのが悪いのか?」
「あ、いえ。あまりに急だったから、少し驚いただけで・・・」
僕が返事をしている間にスカート、パンティと脱がされてしまいました。
全裸にされたところで、また抱きしめられました。
「正直、三田が羨ましかったよ。仕事とはいえ、SEXしたんだからな」
「そんな・・・僕、男ですよ。ほら、チンチンも付いてるでしょ?」
「そんなの関係ない。俺も結衣ちゃんとSEXしたかったんだ」
「でもそれはルール違反ですよ? ダメなんですよね?」
「バレなければ構わないさ。結衣ちゃん、俺にもSEXさせてくれよ」
「えっと・・・ここではマズイと思うんですけど・・・」
「いいのか? 別の場所でならSEXさせてくれるのか?」
「・・・・はい・・・いいですけど・・・」
「約束だぞ。後で連絡するからな。絶対だぞ」
少し前から窓ガラスをコンコンと叩く音がしていました。
たぶん『早く代われ』という合図なのだろう。
僕との約束を取り付けると、次の人と代わる為に車から出て行きました。
そして残りの二人も僕とSEXしたいと言うのでOKしました。
そこで全員と相談し、仕事終了後に同時に片づけることにしました。
同時と言っても、一人一人順番にですけど。
これで三田君だけでなく、社長を除いた社員全員が同罪です。
最初はアナルSEXに嫌悪感しかありませんでした。
でも今では求められれば拒否しなくてもいいと思えるようになりました。
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