その⑭
「もう直ぐ来ると思いますよ。そろそろ作業に戻った方が・・・」
カメラは僕を抱きしめたまま、唇を奪い続けていた。
「ねぇサブさんが来ちゃいますよ。こんな所を見られたら・・」
僕の言葉を遮るように、また唇を重ねるカメラ。
少しすると、扉をドンドンと叩く音が聞こえててきました。
「鍵をかけていたんだよ。ドキドキしたかい?」
いつの間に鍵を? もしかして最初から僕に何かするつもりだったの?
「何をしてるんだよ、鍵なんかして。結衣ちゃん、大丈夫?」
「何を見当違いに疑っているんだ。何もしてないぞ、俺は」
「俺は、だと? それなら結衣ちゃんが何かしたと言うのか?」
「ううん、僕も何もしてないよ。一生懸命に編集してただけで」
「まぁそれなら良いけどな。鍵なんかしてるから、つい」
「いつものことだ。でも二人きりの時はマズかったかもな」
「僕の服を持ってきてくれたんでしょ? ごめんなさい。ありがとう」
「しまった、車に置いたままだ。どうする? 取って来た方がいいかな?」
「それでは申し訳ないから僕が取りに行きますよ」
「俺としたことが何をやっているんだろうか。本当に悪い」
「直ぐに戻りますからカメラさんは編集を続けててください」
カメラを編集室に残して、サブと一緒に地下駐車場に行きました。
「わざわざスミマセンでした。服は助手席ですか?」
「俺はワザと服を車に置いて来たんだよ。意味は分かるだろう?」
「どうしてですか? 編集が終わってないので、まだ帰れませんよ」
「それなら・・ほら、車に乗れよ。御礼くらいしてもいいだろ?」
「あの・・急いでるんですけど・・」
「キスくらいさせろよ。昼間は上手く逃げられたけど、今度はダメだぞ」
「もう仕方ありませんね。キスくらい良いですよ」
二人で車に乗ると、サブが抱きついてきました。
「ちょっとサブさん。キスですよ?」
「少しくらいいいだろ? サービスしろよ」
「別に少しなら構わないですけど・・」
サブは僕の服を捲り上げ、ノーブラの胸が露わになった。
「なぜ服を? キスですよね? 服は関係ないでしょ?」
「オッパイにキスしたいんだよ。キスしても構わないって言ったろ?」
「ズルイなぁサブさん。あっあぁぁ・・そんな所を吸われると・・・」
サブに乳首を強く吸われ、喘ぎ声が漏れる。
「いい声だな。これが男の身体とは、とても思えないぜ」
ショートパンツの上からチンチンを握られ、強い痛みが走る。
「い、痛いですよ。サブさん。そんなに強く握ってはダメ・・・」
「このチンコさえ無ければ、俺の女にしてやるのに」
「痛いです、サブさん。もうそろそろ許してください」
「ダメだ。カメラの所で何をするつもりだ?」
「何もしてませんよ。編集しているだけですから」
「嘘だね。カメラの股間の膨らみに気付かないとでも思ってるのか?」
「そんな所までチェックしてるんですか。完全に僕の負けですね」
「やっぱりエロいことしてたのか。危うく騙されるところだったよ」
「え? もしかして股間のチェックは嘘? 僕を試したんですか?」
「そうでもしないと白状しないと思ってな。結衣ちゃんが悪いんだぞ」
「で、でも未遂ですよ。まだ何もしてなかったんだから」
「俺が来なければカメラと何をするつもりだったんだ。言ってみろ」
「フェラチオです。でもまだ服を脱いだだけで何もしてなくて・・・」
「服を脱いだ? どこまで脱いだんだ。正直に言ってみろ」
「全部です。全裸になって、チンチンに舌を這わせるところでした」
「カメラには全裸で、俺にはオッパイだけなのか?」
「そんなつもりは全然なくて・・・」
「脱げよ。全部だ。早く脱げ。そうしないとカメラの所に戻れないぞ」
僕が服を脱いで全裸になると、サブはスマホで撮り始めました。
「綺麗な裸だな。ほら、脚を開け。ほう、毛は剃ってるのか? 」
「いえ。そういう体質みたいです。僕的には恥ずかしいんですけど」
「それにしても何て綺麗な裸なんだ。チンコ以外は男とは思えないよ」
「あの・・・もうカメラさんの所に戻らないと・・・」
「さっきからカメラのことばかりだな? そんなに俺と居るのが嫌か?」
「違います。でも今は編集作業中だったから・・・」
「それなら俺には未遂でない状態にしてくれよ。それで帰してやる」
「未遂でない? キスのことですか? でも今、オッパイに・・・」
「違う。カメラには未遂だったことだよ。分かるだろ、そのくらい」
「・・・・あ、フェラチオ。フェラしたら帰してくれますか?」
「ちゃんと抜いてくれたらな。そして全部飲んでくれて・・・」
サブが話してる最中に、ズボンとパンツを脱がせ、フェラを始めました。
「ゆ、結衣ちゃん、上手いねぇ。男同士、気持ちいい所が・・はうっ」
本当に大したことなく、僕の口の中で果ててくれました。
ただ、僕の想像以上に精液の量が多く、口一杯になりました。
「待て、まだ飲むな。そのまま動くなよ。口を開けて精液を見せろ」
こぼさないように苦労しながら、言われた通りにしてみせる。
「その苦しげな表情がエロくていいね。よし、飲んでいいぞ」
量の多さで飲み込むタイミングが合わず、少し口から溢れてしまう。
「おいおい、全部飲めと言っただろ? 聞いてなかったのか」
「ゴホッゴホッ、でも変に時間を置いたりしたから・・・」
「言い訳するな。全部飲めたら帰してやると言っただろ?」
「でも思ったより量も多くて・・・で、僕はどうすればいいの?」
「もう一回だよ。二回目なら量も少ないから飲めるだろう」
僕は直ぐにサブのチンチンを咥えました。
「う、上手いね。でも今度は直ぐに射精しないよ」
最初と違い丁寧に玉袋や付け根を攻めてみた。
しかし気持ち良さそうな顔や声をみせるものの、中々イッてくれない。
「サブさん、やはり二回目は難しいみたい。もう許してよ」
「おやおや、もうギブアップかい?」
「あまり遅くなるとカメラさんに言い訳できなくなるし・・・」
「またカメラか。そのセリフが俺のSの部分を刺激するんだぞ」
「そんなつもりじゃないのに・・・」
「正直に俺のチンコをしゃぶってたと言えばいいだろ?」
「そんなこと言えないよ。もう許してください」
「本当に可愛いな。その困った顔を見るのは最高に嬉しいよ」
「酷いよ、サブさん。そんなに僕を虐めるのが楽しいの?」
「楽しいさ。じゃあアナルだな。それで勘弁してやるよ」
僕がお尻を突き出すと、サブの舌がアナルを舐め始めた。
「滑りを良くしてやる。痛くしないから安心しろ」
その時、サブのスマホの呼び出し音が鳴る。
相手はもちろんカメラである。
「あの野郎、邪魔しやがって。これからって時に・・」
「電話に出てくれないと僕がここまでした意味がなくなるよ」
忌々しげな顔をしながら、サブは電話に出た。
「何? 結衣ちゃんがまだ戻らない? もう着く頃だと思うけどな」
電話をしながらサブの目が「もう戻っていいぞ」と僕に言っていた。
急いで服を着替えると、サブを残して編集室へ走りました。
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