その⑬
重そうにバッグをかかえて、カメラが編集室に入ってきました。
数字の書き込まれたテープが何本も机に並べられる。
「これを今から観て、放送時間に合わせて編集するんですか?」
「そうだよ。残念だけど、ほとんどが使われないけどね」
「ふ~ん、もったいないですね。では始めましょうか」
撮ったテープを二人で観ていると、あることに気付いた。
「気のせいかな? 顔や胸、お尻のアップが多い気がしますけど」
「そんなことはないよ。気のせいだろう」
「これは? 食べ物より僕の服の中ばかりが撮れてる気がしますよ」
「たまたまだよ。結衣君の胸元が緩過ぎなだけだよ」
「これは完全にオッパイが見えてますね。それに随分長いですよ?」
「どうせこの部分は使わないよ。編集でカットするから安心して」
「カメラさん、もしかして僕のこと好きなんですか? 違うのかな?」
「バカなこと言うなよ。結衣君は男なんだろ?」
「でも男に見えます? 残念だな、カメラさんには嫌われてるのか」
「嫌ってないよ。会った瞬間から可愛いと思ってたくらいだよ」
「本当に? 嬉しいです。そうだ。これ、カットせずに使いませんか?」
「いや、それはマズイだろ。完全にオッパイが見えてるよ」
「構いませんよ。視聴率が上がるならレンさんも喜ぶと思いますよ」
「見えても恥ずかしくないの?」
「だって、ただの胸ですよ。ちょっと膨らんでるだけですから」
「そうなのか。結衣君がそう言うなら、その方向で編集するかな」
僕の提案通り、モロ見えシーンもカットせずに進めることに。
結局、オッパイやお尻が満載の編集となった。
「コレって、本当に放送できるんですか?」
「結衣君がそういう風に編集するよう言ったんだろ」
「まぁ僕は構わないんだけど、ダメ出しされるかもと思って」
「大丈夫、チェックなんてしないよ。たぶん素通りすると思うよ」
「そうですか。それなら放送が楽しみですね」
「あのさ。さっき言ってたことだけど」
「ん? 何ですか? 僕、何か変なこと言いましたか?」
「胸は見られても恥ずかしくない、とか言ってたよね」
「うん、僕は男ですからね。それが普通でしょ?」
「それならさ、ちょっと胸を見せてもらえないかな。ダメかい?」
「え~カメラさんのエッチ。改めて言われると恥ずかしいかも」
「嫌ならいいんだ。ちょっと興味があっただけだからさ」
「ちょっと、ですか? 凄~く、ではなくて?」
「凄く興味があったら見せてくれるの?」
「いいですよ。でも代わりにオチンチンを見せてもらえますか?」
「は? 俺のチンコを見たいの? どうして?」
「だって、僕だけが見せるなんてズルイじゃないですか」
「なるほど。交換条件だね。それならお互い様という訳だな」
僕がシャツを脱ぐと、既にカメラの下半身丸出しになっていた。
考えたらノーブラ衣装のままだったので、僕も上半身は裸だった。
僕の服はどうしたかな・・・あ、サブの車の中だ。
また次回にでも返してもらえばいいか。
「綺麗な乳首だね。サイズは小学校高学年くらいかな」
「そんなことありませんよ。中学校高学年くらいはありますよ」
「いやぁ形は綺麗で可愛いけど、そこまでは大きくないだろう」
「今はノーブラだったけど、いつもはブラしてるんですよ」
「でもノーブラでも大丈夫だっんだたろ? なら小学生だ」
「それならカメラさんはロリコンですね。やーい、ロリコン」
「言ったな、こいつ。こうしてやる」
カメラが覆いかぶさってきて、僕を組み敷きました。
その時、カメラの右手が僕の胸の上に。
「結衣君、もし俺がオッパイを触らせてと言ったらどうする?」
「もう触ってますよ。エッチだな、カメラさんは」
「だからもっと揉ませて欲しいと言ったらだよ」
「う~ん、僕にもオチンチンを触らせてください、と言うかな」
「揉ませてくれ、オッパイ。結衣君も触ってくれていいからさ」
「ここには誰も来ないんですか?」
「大丈夫だよ。誰も来ないから安心して触ってくれていいよ」
カメラが僕のオッパイを揉み始めました。
言った手前、僕もカメラのチンチンを触ってあげる。
「そ、それじゃさ。もしオッパイを舐めたいと言ったら?」
「え~? それなら僕は・・・カメラさん、本当にエッチですね」
「俺は結衣君のオッパイが舐めたい。さぁ結衣君の返事は?」
「僕はカメラさんの罠にはめられたのかな。」
「ほら、言ってごらん。俺は交換で何をされるのかな?」
「フェラチオさせてください、カメラさん」
僕が答えるとカメラは胸に吸い付いてきました。
乳首を吸い、乳房全体にキスを始める。
「あっ・・カメラさん・・・気持ちいい・・・」
「はぁはぁいいオッパイだ。少し固めで、まだ青い果実な感じで」
「本当にロリコンなんですね? ちょっと怖いんですけど」
「結衣君の毛のないチンコも好きだよ。勃起してるみたいだね」
カメラはショートパンツの上から触り始めた。
隙間から手を入れられチンチンを握られる。
「こんなに勃起してエッチな子だ。さて、俺には何をしてくれる?」
「何ってフェラですよね? あ、オチンチンを触った分ですか?」
「そうだよ。オッパイ舐めがフェラ、チンコの分は何してくれる?」
「両方合わせてフェラではダメですか?」
「なら、隣の部屋に簡易ベッドがある。そこでしよう」
移動しながらカメラはシャツを脱ぎ、全裸になる。
「ほら、結衣君も全裸になるんだろ。交換条件だ」
「もう。勝手に話を進めないでくださいよ」
言われた通りにショートパンツを脱いで全裸になる。
「さぁ結衣君の番だよ。ほら、舐めて」
僕がカメラのチンチンを握り、先端に舌を付けました。
その時、僕のスマホの呼び出し音が鳴り始めました。
フェラを一時中断してスマホを確認、それをカメラにも見せました。
「クソッ、何だよサブの奴。こんな時にTEEしてきやがって」
「出ますね。『はい・・・はい・・えっ? はい・・・』どうしよう」
「アイツは何と言ってるんだ?」
「僕の服を届けてくれたみたい。サブさんの車に置いたままだったから」
「で?」
「今、地下の駐車場だって。こっちに向かってるみたい」
それから急いで服を着て、何事もなかったように編集に戻りました。
カメラが残念そうに服の上から僕の胸を揉み始めました。
「ダメですよ、サブさんが来ちゃいますよ。カメラさん、ダメ」
「このくらい良いだろ? 本当なら今頃は結衣君の口に俺の・・・」
「わかりました。でもサブさんが来たら止めてくださいね」
「やけにサブに気を遣うな? もしかしてアイツと何かあるのか?」
「そんなことありませんよ。何を言ってるんですか」
「それならキスしてくれよ。濃厚なヤツを頼む。できるだろ? 」
「もう仕方ないな、カメラさんは。目を瞑ってください」
待ち構えるカメラの唇に、僕の唇を重ねました。
舌を差し込み、絡め合わせるキスをサブが来るまで続けました。
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