その⑧
しばらくして三田君の待つ喫茶店に行きました。
「ここだ・・・結衣? 何だよ、その服は。それでオフ会に行く気か?」
ドンキで買った女子高生風の制服でスカートの丈はかなり短め。
「またメールが届いたんだよ。ほら、これ」
<ミニスカートの制服で参加すること。レン>
「それでそんな格好をしてるのか。しかし結構似合ってるぞ」
「バカなこと言ってないの。それで何か分かったの?」
「あぁこれを見ろよ。痴漢掲示板だ。ここに結衣の情報を載せたのさ」
「載せただけ? でも、それだけであんなに集まるものなの?」
「いや、載せただけじゃない。レンが全て指示してるみたいだ」
掲示板を読むと、僕に起こったことが偶然ではないことが分かった。
「計画通りなら電車で裸にされることになってるけど、どうなんだ? 」
「ごめん。もし言えば、三田君が怒り出しそうだったから」
「結衣に怒る訳じゃない。レンに対してだ。痴漢達に対してだ」
「分かってるよ。でもあまり怒って欲しくなかったから」
「もういい。で、俺もオフ会に参加するぞ。奴らを叩き潰してやる」
「でも三田君は呼ばれてないでしょ。店に入れないよ」
「大丈夫だと思う。奴らはお互いの顔を知らないみたいなんだ」
三田君の言う通り、掲示板を見る限りでは初対面の者が多そうだった。
それで痴漢仲間のフリをしてオフ会に参加してみようということに。
ただし調べたいことがあるので、手荒なマネはしないことを約束させた。
僕は三田君の参加を確認した後で、少し遅れて参加することにしました。
三田君からオフ会への潜入成功の連絡を受け、僕も店に行きました。
店はごく普通の焼き鳥屋、でも『本日休業』の札がかけられてました。
確認に手間取ったせいで、約束の時間を一時間ほど過ぎている。
まさかもう終わったなんてことはないだろうな。
もしそうなら三田君から連絡が入るはずだ、僕は扉を開けてみた。
「あの~すみません。こちらでオフ会をやっているはずなんですけど」
「あぁそうだよ。えっ? 結衣ちゃん? どうして?」
「連絡を受けたので参加してみました。何かマズかったですか?」
「いやいや、大歓迎だよ。入って入って。おーい、凄いゲストが来たぞ」
カウンター数席と、靴を脱いで床に座る小上がりのテーブル席が二つ。
その狭い店内は二十人くらいの男達で溢れていました。
三田君はカウンターの隅に座り、大将らしき人と話しをしている。
出来れば今後も潜入してもらえると助かるので大人しくしていてくれよ。
「大将、結衣ちゃんだよ。大将が呼んだの? サプライズだね」
「俺じゃない、レンだろ。今回はほとんどレンの仕切りだからな」
「サンキュー、レン。いや、レン様。ところで、どの人なの?」
「そんなことよりスペシャルゲストを紹介しろよ。みんな待ってるぞ」
「あぁ悪い悪い。興奮しちゃってさ。ささ、結衣ちゃん、どうぞ」
背中を押され、僕は男達の前に立ちました。
「ほら、挨拶しないと。みんな期待してるよ」
「あ、あの・・・結衣です。初めま・・・あ、初めてではなかったですね」
「結衣ちゃん、今朝はありがとう。制服姿も可愛いね」
「すみません。ちょっと恥ずかしいんですけど・・・」
「もう挨拶はいいから飲もうぜ。俺の隣が空いてるぞ。こっちだ」
一人の男が僕の手を引き、テーブル席へ連れて行こうとする。
「あの、ちょっと待ってください。僕はアチラの方がいいけどな」
僕が三田君の方を指差しすと、男はその手も握り、強引に引っ張った。
「お気に入りの男がいるのか? あのカウンターの奴か?」
「いえ、スカートが短いから床に座るよりカウンターの方がいいと思って」
「何を言ってるんだ。さっきは全部見せたくせに。今更パンツくらい」
「み、見せた訳じゃなくて。あれは強引に脱がされただけですからね」
結局僕は靴を脱ぎ、男のいたテーブルに連れて行かれました。
立っている僕の目の前のテーブルに、液体の入ったグラスが置かれる。
「まぁ座れよ。それから駆けつけ三杯だよ。グッと飲んで」
僕が床に正座すると、男達の視線が股間に集中したのに気づく。
スカートには慣れてないので、つい脚を広げて座ってしまう。
慌てて膝を閉じて顔を上げると、男達がニヤニヤと笑っていた。
下着が見えそうなのは無視し、駆けつけ三杯に集中することにしました。
「これは日本酒ですか? 僕はビールの方がいいんだけどな」
「もうビールの時間は終わりだよ。遅れて来た者が悪いんだぞ」
仕方なくグラスに口をつけると、強いアルコールの臭いがした。
「僕、日本酒を飲んだことがないんですよ。凄く酔いそうだから」
「男だろ? そのくらい大丈夫だよ。ほら、早く、早く、早く・・」
急かされるように一気に飲み干すと、二杯目が渡されました。
続けて飲み干し、三杯目が渡される。
「これで三杯目、最後ですよね」
「えっ? 二杯目だよ。なぁ? みんな。どうだった?」
周りの人達にも「二杯目だ」と言われ、四杯目を飲まされることに。
それでも許してもらえず、最終的には六杯も飲まされてしまいました。
初めての日本酒を、それも続けて一気に六杯も。
目の前がグラグラと揺れ始めた、かなり酔ってしまったのかもしれない。
「酔ったのかな。気分が良いのか悪いのか分からなくなってきました」
「汗をかいてるよ、結衣ちゃん。もしかして暑いんじゃない? 」
「う~ん? 暑い? そう言われると、そんな気がしてきたかも」
「じゃあ脱いだ方が良いいんじゃない? 暑いんだろう?」
「うん、暑い。じゃあ脱ぐ」
僕は自らシャツ・スカートを脱ぎ、下着姿になりました。
「胸は苦しくないかい? 何か締め付けられてる気がしない?」
「う~ん? 胸ですか? そう言われると、そんな気が・・・」
「じゃあブラも外した方がいいよ。手伝ってあげようね」
「うん。ありがとう。なんか眠くなってきちゃったなぁ」
「もう全部脱いだ方が楽だよ。あ、寝てていい。俺が脱がせてあげるから」
催眠術にでもかかったみたいに、言われるままに身体が動きました。
「ちょっと脚を上げて。そうそう。ほら全部脱げた、楽になっただろう?」
僕は全裸で床に横たわっていました。
「おい、一人で美味しい思いをするなよ。ズルいだろうが」
「何だと? 誰のお蔭で楽しめてると思ってるんだ? 文句があるのか」
「もしかしてレンなのか? お前・・いや、あなたが? それは失礼した」
「本当は俺が一人で楽しんでも良かったんだ。それをだな・・」
「本当に申し訳ない。感謝してるよ、レン。記念撮影でもしようか?」
急に機嫌取りを始めた男がスマホを取り出し、裸の僕の撮影を始めた。
「おい、いい加減にしろ。撮影を止めろ。許されると思ってるのか」
「今度はお前か。俺が言ったのを聞いてなかったのか?誰のお蔭で・・」
「そんなの知ったことか。ただの変態痴漢野郎のくせに」
「何だと、この野郎。ここから出ていけ」
「ああ、出て行くさ。結衣、目を覚ませ。ここを出るぞ」
いきなり頬を叩かれ、身体を激しく揺さぶられました。
「おい、聞こえてるか。今、どうなってるのか分かってるのか?」
「あれ? 僕・・・あれれ? どうして裸になってるの?」
「本当に仕方のないヤツだな。もっとシッカリしろよ」
脱ぎ捨てていた服を三田君から渡され、身体の前を隠す。
「おい、どういうつもりだ。みんなで楽しくやってたんだぞ」
「何が楽しくだ。レン、お前だけは許さないからな」
今にも殴り合いのケンカになりそうだったので、僕が間に入って止めた。
裸の僕が二人の男に挟まれて仲裁してるなんて、かなり滑稽だな。
「ちょっと待って。ケンカは良くないよ。落ち着いて話をしよう」
「それなら俺達はどうなるんだ? 見ろよ、この股間の膨らみ方をよ」
「そんなの自分で処理しろよ。結衣とは関係ないだろ」
「何だと、この野郎。タダでは済まさないからなっ」
「いや、ごめんなさい。僕が悪いんです。不用意に脱いだりしたから」
「結衣は悪くないよ。気にするな」
「ううん、僕のせいだから。みなさん、フェラチオは嫌いですか?」
「あん? フェラしてくれるのか? 俺達全員のを? 」
「はい。得意なんです。絶対に満足させますから」
「結衣ちゃんがフェラしたいと言うのなら、俺はそれでも構わないぞ」
「じゃあ早速。ズボンを脱がせますね。ここに座ってください」
「え、そうなの? 今、ここで?」
「一人を二分で終わらせますから、順番を決めて用意していてくださいね」
返事を待たずに、直ぐに僕はフェラを始めました。
「おい、結衣。そんな男のを咥えるなよ。やめてくれよ」
僕はまず最初に一番騒がしい男を黙らせることにした。
しかしこの男、一筋縄ではいかない嫌な奴だった。
「おっと、そこまで・・・今度は俺に舐めさせくれよ、結衣ちゃん」
「僕のをですか?」
「可愛い顔にお似合いの、その可愛いチンコを舐めさせて欲しいんだ」
「えっと・・わ、分かりました・・・・」
テーブルの上に立たされると、男は僕のチンチンを咥えました。
僕の周りには残りの男達が集まり、その行為を下から眺め始めました。
「結衣ちゃん、気持ちいい? 少し顔が赤いよ。興奮してるのかな」
恥ずかしくて顔を手で隠すと、更にヤジが飛んで来る。
「可愛いお尻の穴がヒクヒクしてるよ。オジさんが掘ってやろうか?」
「乳首がビンビンに立ってるよ。エッチなことが好きなんだな」
「射精するまで、このままだからな。嫌なら早く出すことだ」
「もしかしてその声、電車でも僕のを・・・?」
「あーあれは傑作だった。あんなに大量に出してくれるとは思わなかった」
「そうそう、床にも大量に散らばってたよな。好きなんだろ、エロいこと」
「そ、そんなことありません・・・」
「嘘つけ。本当のことを言えよ。もう身体は正直に白状してるぞ」
その言葉を聞き終わる前に僕のモノは反応し、男の口の中で射精した。
男は美味しそうに僕の精液を飲み干し、立ち尽くす僕に言った。
「よし、交代だ。俺のチンコも気持ち良くしてくれよな」
僕は一生懸命にフェラし、その甲斐あってか、直ぐに射精してくれました。
それからは次から次へと痴漢達をフェラで抜いていきました。
そして最後の一人、僕は三田君の前に跪きました。
「俺はいいよ。結衣、もう服を着ろよ」
「みんなに睨まれるよ。いいから。僕の言う通りにして」
周囲に聞こえないように小声で会話を交わす。
そして、みんなと同じようにズボンを脱がせ、三田君のをフェラしました。
「うっイクっ・・・結衣、ごめんよ・・・」
三田君を含めた全員のフェラが終わりました。
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