こちらを向いたのは、アルバイトの中嶋くんだったのです。私は混乱してしまいました。全く予想していなかったので、中嶋くんの顔を見てからは、なにも言葉が出てきませんでした。確か、大内さんの彼氏がセックスフレンドが欲しいから紹介するという内容じゃなかったっけ?でもなんで中嶋くん?
私に気づいた大内さんが、「ごめんね、吉田さん、なんかよく知ってる人が来ちゃったわね。」 「え、えぇ。でもどうして中嶋くんなの?意味がわからなくて、私、混乱しちゃって」 「この男(大内さんの彼氏)がね、くる予定の人に断られて、誰か代わりにいないか探していたら、中嶋くんが浮かんで、頼んだらしいの。あっ、彼と中嶋くんは大学の先輩後輩らしくて、事情を知らない中嶋くんを連れてきたということなの。」 しかし、この偶然が中嶋くんとの関係を大きく発展させるのでした。
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