身支度を整えた老人は近所の様子を確かめるようにしながら、静子の家を去る。
ひとり残った静子の火照りは未だに治まらなかった。
「あの人が欲しい…」
火照る肉体で家事を素早く済ませた静子は、興奮する手で携帯を掛ける。
「今から行ってもいい?」
静子の上ずる声。
自信たっぷりの山上の声。
静子は浴室に駆け込み、老人との痕跡を掻き消すように丹念に洗うと、真新しい下着を身に付け山上の元に急ぐ。
窓から静子の姿を見ていたのか、アパートの前に着くとドアが開き山上が姿を現す。
驚く静子…。
程なく一台のタクシーがアパートの前に現れる。
無言で静子の腕を取りタクシーに乗り込む山上。
運転手に行き先を告げる山上の声に、静子は羞恥に顔を染めた。
運転手の目から見れば、明らかに不倫と分かるカップル。
静子が羞恥すると分かりながら、運転手にラブホテルの名を告げる。
走るタクシーのバックミラーで二人の様子を盗み見るような運転手。
やがてタクシーは町外れの林の中に在るホテルの入り口をくぐる。
タクシーを降りる時に山上は、卑猥な表情で運転手と小声で何かを話す。
運転手もニヤけた表情で頷く。
そこは昔ながらの駐車場と部屋が繋がる古いホテル。
部屋の中も今時の設備は無く、ただ欲望を発散するだけの為に作られた密室。
「脱げ静子」
山上の声に静子は衣服を脱ぎ始める。
「珍しいな静子から連絡が入るなんて、何が有ったんだ静子」
山上は静子の何時もと違う雰囲気を感じ取っていた。
真新しいショーツを下ろしながら
「何も無いゎ、貴方が欲しいだけ…早く抱いて」
全裸の静子は山上の側に行くと、山上の衣服を脱がせ始める。
「欲しいの…貴方のこれが欲しいの」
トランクを盛り上げる山上の巨大な肉棒をトランクの上から握りながら呟く。
「やはり何時もとは違うぞ静子…まぁ良い、これで白状させてやるからな」
自信に満ち溢れる山上は、足元に埋まりトランクの上から頬ずりする静子を眺めながら、タバコに火を付ける。
静子の手がトランクを下ろすと、何時もの巨大な肉棒が静子の前に現れる。
「あぁ…貴方ぁ」
老人のとは比べ物に成らない巨大な山上の肉棒…。
その肉棒に貪り付く静子。
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