失神しそうな位に静子を責めた老人…。
静子の口の中で多少の膨らみは始めたものの、硬く反り勃つ事は無かった…。
いつしか静子は老人の肉棒を勃起させようと、仰向けに寝る老人の股間に埋まり、愛撫を続ける。
半勃ちの肉棒を握り手を動かし袋を舐め上げる。
静子の努力を他所に肉棒の反応は鈍い…。
静子は刹那げに扱きながら老人を見つめ
「挿れなくても良いの…?」
と言う。
老人は、そんな静子を眺め、そのまま続けるように言う。
そんな状態でも老人の興奮は昂まり、快感の呻き声を漏らし始める。
静子の手の中で一瞬、硬さを増して行く肉棒…。
「あぁ、硬く成って来ましたよ」
呟きながら静子は扱く先端を口に含む。
ブクブク…と静子の口の中で膨らむ肉棒、静子は根元を強く握り、更に強く扱きながら奥深く咥え込む。
「おぉぉ…!」
呻きと共に静子の口の中で老人は果てて行く。
力の無い体液が口の中にドロ~と流れ出る。
咥えたまま老人の射精が終わるのを待つ静子。
唇をすぼめ老人の肉棒から顔を離すと、片手で口を押さえ襖を開けリビングに置いて有るティッシュに老人が射精した体液を吐き出す。
和室に戻り仰向けのままの老人の肉棒をティッシュで汚れを拭き取る。
すっかり力を失った肉棒は弱々しくダラリと垂れ下がっている。
己の肉体で欲望を果たせなかった老人は、少し気まずそうにズボンに手を伸ばし身に付け始める。
それを見た静子も下着を身に付け服を着る。
畳に微かに染みる静子が流した愛液をティッシュで拭き取り、それを纏めゴミ箱に捨てる。
「終わった…」
静子はグッタリとリビングのソファーに座り込む。
横に座る老人…。
スカートの上から腿を撫でながら、静子と山上の事を話し始める。
誰にも喋らない事を条件に、時々に今のような事を要求して来る老人…。
その言葉に静子は頷くしか無かった。
老人の手がスカートの裾から再び中に忍び込んで来る。
下着の上から敏感な部分に触れて来る、
「アゥ…ウゥゥ!」
反応してしまう静子に老人は指を動かしながら卑猥な言葉を投げ掛けて来る。
いつしか静子は自ら脚を開き老人の指先での愛撫を求めてしまう。
山上の猛々しい愛撫とは違う、ネットリとして何時果てるかも知れない愛撫に静子は老人に凭れ快感を貪る。
気が遠く成りそうな快感…
何度も襲い来る絶頂…
静子の下着は愛液でベットリと汚れてしまう。
「あぁ…もう駄目…おかしく成る」
静子は悦びの声を挙げてしまう。
堪らなく老人の首に手を回ししがみ付き何度目かの絶頂を迎えようとした時に、玄関の開く音と中学生の息子の声がする。
飛び跳ねるように老人から離れ、慌ててスカートの裾を直す静子。
リビングのドアが開き息子が顔を覗かせる。
「お帰り…」
「お帰り、ちょっとお邪魔してるよ」
静子に続けて老人も言う。
「あ…こんにちはお爺ちゃん」
並んで座る二人に少し怪訝な表情を見せながらも、挨拶を済ませると息子は二階に上がった。
「危なかったな…」
老人が薄笑いを浮かべる。
「さて、今日は帰るとするか、また近い内に」
立ち上がる老人を玄関先まで見送る静子。
靴を履きながら老人は静子を引き寄せ、玄関先でスカートの中に手を差し込む。
「あっ!駄目です、二階に子供が居るんですよ、止めて下さい」
二階を気にするように階段の方を見ながら小声で言う。
「大丈夫じゃよ、降りて来るようだったら止める、それよりお前さんは、こうされてる方が良いじゃろう」
「駄目です、本当に止めて下さい、あの子に見られたら困ります」
「もう少しじゃ」
玄関の壁に押し付けられ下着の中をまさぐられる静子。
「あっ!あっ!いっ…いゃ」
「ほらっ…逝くんじゃ、もっと逝くんじゃ」
「だっ駄目…駄目…」
その時に静子は初めての感覚に捕らわれた。
潮を噴いたのであった…。
ガクガクと肉体を震わせ壁伝いにズルズルと崩れ落ちた。
「それで良い、またこの感覚を与えてやるから待ってなさい」
言葉を残すと老人は家を後にした。
その場に崩れ落ちた静子は、暫く立ち上がる事も出来ずに、その余韻に浸っていた。
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