「あんなの魅せられたら、もっと涼子を愛したくて堪らないよ。大好きだよ~りょうこぉ!」
まだ興奮が冷めない徹が放心状態の涼子を責めてくる。敏感に反応する躰は徹の指先が触れただけでもピクッとした。
まだツンと起った乳首に吸い付く徹。チュッと軽くキスをするだけでビクンと動く涼子が可愛くてたまらない。
涼子は躰を動かそうとするが力が入らない。指先がピクピクと反応するだけだった。なのに乳首を触れられて心臓の鼓動が全体内に響く。
容赦なく這う徹の唇は、涼子の神経を奮わせた。
「ぁあん…はぁ…はぁ」
息も荒く声を漏らした頃には躰も自由に動かせた涼子。徹の背中に手を回してきつく抱き締める。いつもよりも強い刺激が電気のようにピリッとするたびに徹の背中に爪をたてる。躰の芯がザワザワして大きな波のようになって涼子を包む。敏感な箇所を責める徹が体内にも居るかのように血液の流れが刺激していた。
「ぁあ…あん…ぁあん」
躰中のあちこちに心臓があるのかと思うほど鼓動が響いて熱くなる涼子。
「だめぇ…おかしく…なりそう…あぁん…ぁあ」
「今日の涼子、ぃぃよ」
徹もかなり興奮していた。すでに逞しく反り返ったモノで涼子を貫く。
「ぅあぁあん…逝くぅ」
パンパンに膨らんだ風船に針が刺さって割れるように、涼子の躰にも破裂しそうなくらいの衝撃が走った。かろうじてある意識の中で、このまま躰が弾け飛んでも構わないと思うほど徹の愛情を感じて幸せを噛みしめる。
敏感に反応する躰に悦び更に淫れ狂う姿が徹の動脈を刺激する。大切なものを扱うように、優しく撫でながらゆっくりと腰を動かす徹。
そのせいだろうか。失神寸前になりながらも徹の感触を感じる。ゆったりした時間の中で夢中で繋がっていた。二人の鼓動がシンクロする。
「こんなのはじめてだ」
「わたしも…よ」
囁き合う二人。
まるでひとつの生命体となったようだった。
「ううっあっ!」
声を絞り出した徹から勢いよく大量の熱い精子が放たれた。
「ぅあぁぁあん」
子宮全体で呑み込んで躰に満ちていく。頭の中まで到達し真っ白になった。今までに無いほど大量の精子はドクドクと溢れ徹も一緒に流れ出たようだった。
離れてしまっても愛しいお互いの躰を薄れる意識の中で求めて抱きしめあっていた。余韻が包み込んでいたのだった。
ふと我に返った徹が、
「大丈夫?」
と涼子を気遣った。
「うん。ありがと」
涼子が明るく言ったので徹の手がまた触りだす。
涼子も徹の肩に触り
「ペトペトするよ。一回シャワー浴びない?」
二人とも全身汗まみれで肌がくっつく。
「そうだね。早くサッパリして敏感な涼子をもっと虐めてあげなきゃ!」
「もぅ徹ったら、私の体壊れちゃうよぉ~」
仲良く手を繋いでバスルームへ行った。
お互いに身体を洗いあって、ふざけていた。その時もくすぐったがったり感じてしまったりと躰がすぐ反応してしまう涼子だった。
「もう先に出るね!」
躰が持たないと逃げるように出た涼子は、下着も付けずにお気に入りのナースのコスプレ衣装で徹を待つことにした。
「うわぁーやったぁ!」
ナース姿の涼子を見るなり大喜びの徹。
「これなら脱がしたくないでしょ?徹はベッドに横になっててね!」
そう言って笑うと涼子は胸のジッパーを少し開けるとオッパイの谷間からローターを取り出した。
「すごぃセクシーじゃんそれ!も一回やって!」
はしゃいでいる徹。すっかり元気になっている。
「しょーがないなぁ」
もう一度ローターを谷間に隠して徹の目の前で取り出して見せる。女優になった気分の涼子。
「徹を検査しますよ。」
そう言ったあとローターを徹の躰にあてる。
「くすぐったいよぉ」
手足をバタつかせる徹。
「おとなしくしなさい」
そう言った涼子は唇を重ねた。舌を絡ませ徹の上に跨がる。手ではローターを動かしながら。ジッパーが下がったままで大きく開襟した胸元からはオッパイが揺れるのが見え隠れする。衣装と乳首が擦れるだけでも感じてしまう。
「ねぇ、徹…ちょっと起きてもらっていい?」
「どした?」
「ベッドに座ってもらってもいいかな?」
言われた通りベッドの端に座った徹。
「ぅん。これなら大丈夫だと思う少し脚開いて」
右手を徹の左膝、左手を徹の右膝に置いて顔を股間に埋める涼子。
「うわぁっ」
いきなり吸い付かれて声をあげた徹を上目使いで視ながらフェラチオをはじめた。ゆっくりと丁寧に舌を絡ませると涼子の躰にも徹の熱が伝わる。ジワジワと汗が滲むのを感じながら徹の恍惚の表情を凝視すると涼子もうっとりとしてくる。
「あぁ!もうガマンできないよぉ!!」
そう叫んだ徹。涼子の手をとりベッドに寝かせた「勿体ないから脱がさないけど、こうしちゃう」
ジッパーをお臍あたりまで上下から開けた。
涼子の上で徹が反転し69の体制になるとお互いの股間に顔を埋めて舐め回した。またも敏感に反応する涼子の躰はヒクヒクと小刻みに震え強い刺激にはビクンと仰け反る。徹にも同じ快感をと、お尻まで丁寧に舌を這わせる涼子だが躰が熱くて次々と押し寄せる快感の波に翻弄される。浮遊している感覚になっていく。締め付けられている衣装を自分から脱ぐと徹にしがみつきコロンと転がる。今度は徹の上に涼子がいる。一度起き上がった涼子は徹に跨がりなおして、ゆっくりと呑み込んでいった。徹の上で上下左右に舞う涼子は帆掛け船の帆のようにユラユラと快感の波に酔っていく。
何度も体位を変えては繋がり、深く熱く愛し合い何度となく昇天する二人。いつしか眠りについていた徹と涼子だった。
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