静子の口から拒絶の言葉が消え、代わりに喘ぎに似た声が漏れ始める。
山上は一気に静子を昇り詰めさせようと、肉豆を荒々しく責めて行く、立ち上がり指先を股間に埋め激しく指を動かす。
「あっ!あっ!ダメ…ダメ」
「奥さん、いいって言ってごらん、気持ち良いんだろう?」
「あぁ…いゃ…ダメ~」
静子は逝った。
山上に抱きすくめられながら、静子は大きく肩で息をする。
そんな静子を見ながら、山上は作業ズボンの前を肌けると怒張する肉棒を曝け出す。
静子は腕を掴まれたかと思うと、その手に怒張した肉棒を握らされる。
「奥さん…」
「ああぁ…」
夫の物より遥かに山上の肉棒は太く長かった。
と静子は朦朧とする意識の中で思った。
「咥えるんだよ、奥さん」
山上の声に静子の良識は薄れて行く、朝の日差しの中で、それも誰に見られるかも知れない野外で、見知らぬ男の物を咥える。
本来なら絶対に拒絶する筈の所だが!静子は拒絶する意思を無くしてしまっていた。
顎が疲れる程の大きな肉棒を咥え、無意識に顔を動かす静子。
山上の先端からは絶え間無く、淫らな汁が流れ出る。
五分…いや十分も咥えただろうか、やがて山上は静子を立たせると両手を木につかせ後ろからワンピースを捲り上げる。
厭らしく突き出された静子の尻…山上は上半身を少し仰け反らせ怒張した肉棒を静子の中に埋め込んで行く。
静子の肉体に忘れ掛けていた悦びが閃光のように広がって行く。
山上の力強い動きが静子の股間を突き上げて行く。
静子もまた、いつしか自ら下肢を揺り動かし、その快感を貪ってしまう。
その間には会話は無く、二人の荒い呼吸と下半身がぶつかり合う音だけが響く。
山上が終わる頃までに静子は幾度となく絶頂を味わされていた。
山上の生暖かい液が静子の臀部に噴き注がれる。
全てを終えた山上は辺りを気にするように、膝まで下がった作業ズボンを引き上げる。
静子もまた朦朧とする意識の中で脱がされたショーツを身に付ける。
「奥さん、明日もまたここで待ってるから絶対に来るんだぞ」
山上の声に静子は、拒むように顔を左右に振る。
「来ないと今の事を誰かに話す」
脅迫めいた言葉で静子を威圧する。
「いいな、絶対だからな」
言葉を残すと山上は急ぐように自転車を漕ぎ、その場を去る。
静子は、どうしようもない罪悪感に捕らわれながら、人の気配の無い事を確かめ急ぎ足で自宅に戻った。
すぐに風呂場に行き汚された肉体を丹念に洗う。
ワンピースもショーツも洗濯機に入れスイッチを入れる。
動揺が治まらないまま、ぐったりと台所の椅子に座ると、ついさっきの事が改めて脳裏に浮き彫りに成る。
レイプされながらも感じてしまった自分を、激しく責めた。
それでも、その感覚が頭から離れない、夫のより遥かに逞しかった山上の肉棒…それで荒々しく突き上げられる感覚は夫とでは味わった事の無い感覚。
あのまま犯され続けたら、どうなってしまってただろう?
そんな事を考えていると、いつしか静子の股間は再び濡れてしまって行く。
その淫らな感覚を感じながら、やがて子供達や夫が戻ると、やっと我に戻った。
今朝の事は胸の内に隠し家族に向き合う静子。
その内に翌朝を迎える、普段通りに朝食の支度、家族を送り出す。
その日はゴミを出す日ではなかったが、山上の昨日の言葉を思い出す。
「行かない、行ってはいけない」
静子の心は揺れ動く。
「行かなくて、もし昨日の事を誰かに話されたら」
あの逞しい物で、もう一度突き上げられてみたい。
時計を見ると昨日の時刻が近づいて来ている。
「でも、やはり駄目、行ってはいけない」
静子は考えながらも、自分が取ってる行動に驚いた。
意識の無い中で静子は自然にゴミ捨て場に向かっていた。
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