入り口のドアを開けたままで全裸に剥かれる静子。
そのまま、入り口の壁に手を付き後ろから挿される、二階の一番奥とは云え、外からは角度によっては恥ずかしい光景が見られてしまう…そんな羞恥に怯えながらも静子は山上の熱い肉棒に翻弄されて行く。
入り口で逝かされた静子は部屋に連れ込まれ机の上に座らされ再び硬い肉棒を押し込まれる。
静子の溢れさす淫汁に山上の肉棒は寐めり光る、淫らな音を上げ静子の淫肉を出入りする肉棒。
「静子、気持ちいいだろう」
表情を歪めながら山上の言葉に頷き喘ぐ静子。
静子が二回目の絶頂を迎えようとする時に、ズルッと引き抜く山上。
「あぁぁ…いゃ…止めないで…」
静子は呻くように言う。
机の上で淫らに開かれた脚…山上は、その股間に顔を埋め激しく舐めて行く。
「あっ!あっ!いいぃぃ…」
舐める山上の顔に更に強く股間を押し付けるように腰を揺り動かし悶える。
山上は舐めるのと挿れるのを繰り返す。
ドアは開け放たれたまま、静子は淫欲に溺れ外に漏れるような声を挙げ続ける。
暑い夏が終わり、秋の気配が感じられる頃には静子の日常は二重生活に成っていた。
朝、家族を送り出し家事を終えるとアパートに行き、山上の果てる事の無い欲望を受け入れ、山上の為に昼食の仕度をする。
いつしかアパートにも静子の下着類が貯まり、山上の衣類と一緒に洗濯をして干して有る。
ベッドのシーツも毎日のように洗濯して取り替える。
初めの頃は静子が昼食の仕度をするのを眺め山上は欲情し、何度も後ろから静子を求めて来た。
夜勤の山上が眠りに付く頃に静子はアパートを出て家に帰る、そんな日が日常のように続く。
自宅に帰り静子は山上との痕跡を消し去る為にシャワーを浴びる、その頃には静子は妖艶な輝きを帯びる熟女に成っていた。
四十路も折り返す熟女、山上に抱かれる前には下腹部にも脂肪が溜まり、寸胴だった肉体が今では腰の括れまで分かるくらいに細く成り始めていた。
それと同時に乳房にも張りが戻り、乳首もピンと上向きで年齢より若く見える。
そんな姿には相変わらず何の興味も示さない夫。
静子は胸の内で、山上にこんなに淫らな女にされあなたの事を何ひとつ構わない女に成ったのに、何も気づかない…貴方も悪いのよ、私を構ってくれない貴方も悪い…。
私の肉体は、もうあの人のもの…あの人の物じやないと生きていけない体にされてしまった。
などと呟いていた。
山上のアパートで、時には公園の裏山で、場所は限られていたが時間を惜しむように静子と山上は貪り合った。
そんなある日に静子に自由な時間が訪れた。
山上に、その事を話すと山上も休みを取ると言う。
別々だけど同じ電車に乗り目的地の駅に向かう。
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