これまでは、夫や世間の目を盗むように快楽を味わった、てる子。
今は世間的に言われる、連れ込み宿で彦則の激しい欲望を受け入れて悶え乱れている。
目苦しい快感の中で、てる子は、もうこの男からは逃げられない…離れられない…と実感する。
年期の入った部屋、天井には僅な染みが付いている。
そんな中で、てる子は人妻だと言う事を忘れ彦則に、しがみ付き淫に悶え狂う。
てる子が何度目かの絶頂を迎えた時に彦則も逝きそうに成るのが分かる。
てる子は、そんな彦則を逃がすまいと両足を彦則の裏腿に絡み付け両手を首に巻き付ける。
「てる子…そんな事したら…」
彦則の声には答えず、てる子は更に密着すると、自ら激しく下肢を揺り動かして行く。
「あっ!あっ!駄目だ逝くぞ、てる子…」
彦則が苦しげな表情で言う。
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