家の中で、誰に気を使う事なく、二人は肉欲を貪り合う。
何度目かの挿入中に近所の老婆が訪ねて来た。
全てを身に付ける間もなく、てる子は裸の上にワンピースだけを着て応対に出る、老婆は、彦則が居る事など気付く筈もなく、結構に長居していた。
何とか玄関で応対を済ませ、てる子は部屋に戻る。
布団に胡座をかき、てる子を待つ彦則の肉棒は相変わらず天を仰いでいた。
そのまま、てる子はビクビクと息ずく肉棒に顔を埋める。
「跨がれ、てる子」
彦則に言われるがまま、てる子はワンピースの裾を持つと上に跨がって行く。
飲み込んだ肉棒を離すまいと自ら腰を揺り乱し、ワンピースを脱いで行く。
果てる事のない欲望を求め合うのが終わったのは翌日の朝だった。
水風呂で汚れた身体を洗い、部屋に戻ると下着を付け身仕度を整える、汗と愛液に汚れたシーツを外し湿った布団を窓の外に干す。
彦則も、もう抜け殻みたいに成ったのか、それ以上の欲望は見せずに家に帰った。
その日から何度か夫の目を盗み愛欲を求め合う、そんな、てる子に心配事が起きた。
生理が来ない事だった…。
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