少し早めの昼食を済ませると、夫は取引先に向かう。
洗い物をしながら、てる子の心は乱れた。
昨日に続き今日も彦則が、てる子を求めて来た…。
罪悪感に襲われるのと同時に、夫とでは得られてない肉体の悦び…。
いくら振り払おうとしても、あの感覚が、てる子の理性を失わせる。
半分無意識の中で、てる子は風呂場で汗ばんだ肉体を丁寧に洗っていた。
隠れるように彦則が待つであろう実家に入る。
昨日と同じ離れ屋に、昨日と同じ状況で敷布団が敷かれて有る。
「来ないかと思った」
「来いと言ったのは、あんたでしょう」
彦則は、てる子のワンピースを脱がせ始める。
子供を産んでない、てる子の肉体は若々しく小振りながら形の良い乳房…小粒で色の変わってない乳首…年齢で多少の脂肪は有るものの均整の取れた肢体…腰の括れから丸く膨らみの有る腰…若い彦則を夢中にさせるには十分過ぎる、てる子の肉体であった。
昨日同様にステテコを脱ぐと、まるで別の生き物のように激しく脈打ち血管を浮かせ反り起っている。
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