下半身裸の女が、M字開脚で男の顔をまたいでいるのが確認できる。
「お掃除しなさい!」 男の顔に、股間がさらに接近した。
男が、自分の舌を最大限伸ばし、下から今しがた小水が放流された
女の股間を舐め清めている。
もはや、あの男は正常な精神では居られまい。
もう、二度と人間としての生活は送れないだろう。
堪えがたい状況を眺めながら、
ぼんやりそんな思いがこみ上げてきました。
着衣の乱れを整えた女兵士に向かい、
全裸の男は、深々と頭を下げ。
「ご聖水を、私のような卑しきマゾに賜り
ありがとうございました。」
何かが、吹っ切れたように男の挨拶は堂にいっていた。
「今夜は、ここまでだ。」
「騒げば、その償いはお前達の体でしてもらう!」
「明日、迎えが来るまで。大人しくしていろ」
女兵士の立ち去った檻に、また静寂の時間が訪れた。
身を縮こめて、少し横になろうとしたが。
飢えと乾きが、どうにも我慢できず。
目を閉じてみたものの、先ほどの地獄絵図がまぶたに
焼きつき離れようとしない。
プライドを切り裂かれ、人間としての尊厳さえ踏みにじられた
さっきの男は、私の苦痛とは比べようもあるまい。
まだ、生きているのであろうか。
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