第21章 - テイスト・オブ・ハニー
生まれたままの姿に、トートバッグ、外されたブラ、脱がされたワンピースを持つかおりのために助手席のドアを開き、手を取り部屋にエスコートする。
玄関のドアを開くと部屋に向かうもうひとつのドアがある。更にドアを開くと正面に大きなソファが、ソファに対する壁にはドリンクバーを兼ねたキャビネット、そして壁には液晶の大きなディスプレイがある。ソファの後には間仕切りのパーティションがあるから、その後がベッドなのだろう。右手には化粧室とバスルームのドアが見える。
ラブホテルという印象を消そうとする努力が見えるインテリアは、リゾートホテルの部屋としても通用しそうだ。
部屋に入ると、ほっとしたのかかおりが大きく溜め息をつく。
「疲れただろ?まずは座ったらどうだ」
レザーのソファだからファブリック素材のようには染みにはならないだろうが、念のためバスタオルを敷く。
「はい、少し疲れました。色んな経験をさせていただきましたので」
「そうだな、でもある程度、何をさせられるか予想はしてただろ?」
「いえいえ予想を遥かに超えてました。さすが、悪戯っ子のグレッグ様が考えることは。。。」
「まあ確かに、大胆になってたかもな。それに、その場の雰囲気で思い付いたこともあったよ」
「普段の生活では決して味わえないことでした。『退屈な毎日から一時でも連れ出してください』というお願いを叶えていただきました」
「まだまだだよ、午後からも色んなことを経験させてやりたいと思ってる」
「はい」
ソファに浅く腰掛け、眩しそうに見上げ微笑むかおりの表情がいとおしく、身を屈め唇を重ねる。
「おまえは可愛い女だ、かおり」
更に唇を重ね、激しく舌を絡めると両方の腕を首にまわして来た。前屈みの姿勢を起こすと、自然とかおりが立ち上がることになった。腰に手を回し強く引き寄せると、身長差から首を仰け反らせる。
腰に回した左手でクレバスをなぞってみると、指先がやけどしそうなほど熱く蜜が迸っている感触が伝わる。
「かおり、いつからこんなに溢れさせてるんだ?」
「さっきの交差点でワンピースを脱いだ時にじわぁっと来ましたが、グレッグ様がキスしてくださった時に。。。」
左手の中指ですくった蜜をかおりに見せながら親指と輪を作る。指で作った輪をゆっくりと離すと、太い糸が切れずに伸びる。
「味わってごらん、蜜の味を」
差し出した親指を口に含むと、目を閉じて強く吸いながら激しく舌を絡める。
「さあ、白いブラウスを着てごらん、新たな経験をさせてやる」
閉じていた目を開き、ソファの端に置いたトートバッグからブラウスを取り出すかおりの様子を眺めながら素早く全裸になる。
全身の血流を集め熱を帯び、痛いほど反り返った分身をかおりに握らせる。
「かおり、こんなになったのは、おまえのせいだぞ」
「あぁん、グレッグ様、嬉しいです。口でご奉仕させてくださいませ」
そう言うと、かおりはソファに座るように誘導する。深くソファに腰掛けると、両膝を外に押しやり、覆い被さるように顔を股間に埋めてくる。首を傾げるように顔を横にすると、まるでフルートを吹くように先端から根元まで丁寧に唇を這わす。自ら発する熱とかおりの熱い吐息が混じり合う。
フルートを吹くように動いていた唇が頂点で止まると、まるでサキソフォンを吹くように顔の向きを変え指先を添える。先端を舌先で丁寧に舐め回したと思うと、次の瞬間には喉の奥深くに呑み込まれていく。
「かおり、おまえの蜜の味を味わいたい」
そう言うと、かおりをソファの正面のバーカウンターを兼ねたキャビネットに両手をつかせ、尻を突き出させる。クレバスからはおびただしい蜜が溢れ、太股を伝う筋が見える。
後から乳房を少し強く鷲掴みし、突き上げるように、ゆっくりと少しずつ沈めていく。
「あぁあ、熱い。。。グレッグ様の。。。固いものが。。。」
奥深く押し入れたままで、ピストン運動をせずに乳房を鷲掴みにしていた右手で、クリトリスに回転運動を加える。
「ああん、グレッグ様、いってしまいそうです。ああああん、お漏らししそうです」
「まだだめだ」
左耳の耳たぶに歯を立てながら伝えると、差し込んだまま、転びそうなかおりを抱えながらバスルームに連れて行く。
バスルームの壁に手と顔を押し付けるように自らの身体を支えるかおりに激しいピストン運動を加える。
「あああん、グレッグ様、あああ。。。。あああ。。。いくぅ。。。。いくぅ」
壁に向かって水流が打ち付けられる、かおりが激しく潮を吹いてしまった。同じことが二度起こると、かおりは自らの体重を支えるのが困難になったのか、しゃがみ込みそうになる。
かおりを必死に支えながら自らの分身を抜きさると、かおりをバスルームのタイルの上に座らせた。そして、いよいよ。。。。
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