長年乗っていなかった自転車は、タイヤが痛み空気も抜けていた。俺は車を出して郊外にある、自転車専門店に行ってタイヤ等を購入して、自分で自転車を修理した。最後に汚れを拭き取った。修理してる間、那奈は側でそれを見ていた。那奈は気付いてなかったのだろう、終わるまでパンツがずっと見えていた。(今日はホントラッキーだなぁ)と思いながら作業をした。「はい…終わったよ…これ鍵」「ありがとうございます…本当に貰ってもいいんですか?」「いいよ…捨てるのも金掛かるしね…これ一応証明書ね」「ありがとうございます」「パンクしたら直してあげるから言ってな」「はい」と言って部屋に入って行き「お姉ちゃん終わったよ」と言った。光奈が出てきて「今日は助かりました。本当ありがとうございました」「お礼はいいよ…何かあったら呼んで下さい」と言って携番を書いた紙を渡した。「じゃぁ後で電話しますね」と言って部屋に入った。部屋に戻り手を洗ってるとスマホが鳴った後、メールもきた。[今日は本当にありがとうごさいました…私の番号とアドレスです…田中光奈]と書いてあった。
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