それもそのはずだろう。男はここの所、連日であのギャバ嬢を連れて来てるんだから。俺は正直に言った。「あのさ言い辛いんだけど…」「何ですか?」「君の彼氏さ…浮気してるよ…」「えっ!?そんな…嘘言わないで!!」「嘘じゃないよ…俺ここで見たから…」「嘘!?信じない!」「じゃぁ…自分の目で確かめなよ」「そんな…なんで…」と言って女は黙った。沈黙してると男が帰って来た。俺は女を玄関に連れて行った。男とギャバ嬢の声が聞こえる。俺は「ほらっ」と言って見る様に勧めた。女は覗いた。唖然としていた。膝から崩れその場に座り込んで口を抑え泣いた。俺は女を居間に連れて行った。その内隣りから喘ぎ声が聞こえた。女は声を出さない様に更に泣いた。俺は何も出来ずにただそれを見て、隣りに座り背中をさするだけだった。…やがて泣き止んだ女がこう言った「あの…私を抱いて下さい」俺は驚いた。女は続けた「亮を忘れる為に…お願いします」「自暴自棄になったらダメだよ」「私に女としての魅力は無いですか?」「えぇ?そんな事ないけど…」
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