夫は半年に一度、休暇を利用して家に帰るだけで、泰子と敬三の事などは知る由もなく…たまに帰る子供だけに気を配れば良かった。
義父の劣る事のない性欲に泰子も、夫では得られ無かった性の快楽に疼きを抑える事が出来なくなり生理日以外は義父の欲望を受け入れていた。
妊娠を避ける為にピルを服用し始めた泰子は義父に
「お義父さん、今日からは私の中で終わって下さい」
と言う。
「いいのか泰子?」
ベッドの上で俯せにさせた泰子の尻を抱え込み威り勃つ肉塊を突き立てながら言う。
「お義父さんのが私の中に欲しいの…もう私の体は、お義父さんの物…だから私の中で終わって欲しいの」
喘ぎながら言う泰子の言葉に更に興奮が増した敬三は、荒々しく肉塊を突き立てる。
「逝くぞ泰子…泰子の中に出すぞ」
「あぁ~出してぇ、いっぱい来てぇ、お義父さん」
何時からか泰子にセックスを求める日は敬三は浴衣を着るように成っていた。
敬三との関係が始まり一年が経とうとする頃に、夫が休暇を利用して帰った日に、リビングで寛ぐ夫の前に浴衣を着て風呂から出て来た敬三。
その姿を見て泰子が狼狽する、そんな様子に気づく筈もない夫は
「父さん、浴衣なんて珍しいじゃないか?」
と言って来る。
「ああ、最近は時々、着たりするんだ…なぁ泰子さん」
敬三の声に泰子は狼狽を覚えながらも、曖昧な返事をする。
「久しぶりにお前が帰ったんだから寝る前に、もう一杯だけビールを飲もうか?お前も付き合え」
敬三の言葉に、夫は少し飲み過ぎて酔ってるけど一杯だけなら、と言う。
泰子が用意したビールをグラスに注ぎ、数回に分けて飲み干して行く。
「ああ美味かった、それじゃ俺は先に寝るから」
敬三は、ちらっと台所に立つ泰子の方を見ながら言う。
黙って視線を反らす泰子。
泰子を困らせようと浴衣を着たが、果たして泰子は来るだろうか?
考えながら敬三はベッドに横に成っていた。
深夜の2時を過ぎた頃に敬三はウトウトと眠り始めていた。
静かに部屋の戸が開けられる、その気配に敬三は目を覚ました。
「来たか泰子、今日は来ないかと思ってたぞ」
「夫が帰ったのに、お義父さんが浴衣を着たりするから」
泰子はパジャマから何時もの服装に着替えていた。
「着替えなんかして、どうしたんだ?」
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