「おいしい?」
「うん!」
母が全裸である以外はなんの変哲もない食卓だった。
「ごちそうさま。」
ゆうやは早々と食事を終え、みゆきを眺める事に没頭していた。
「あ、あんまり見ないでよ。」視線に気付き、恥ずかしくなる。
食事が終了し、食卓の片付けをするときもやはり、みゆきは全裸だった。
風呂を洗い、沸かす時も。
今日一日は全裸でいて欲しい。という理不尽な息子の要求故だった。
「お風呂沸いたよ?」
部屋の前で聞いてみる。
返事はない。
なんどもノックしてみた。
返事はない。
ドアを開けてみる。
ゆうやは、またもパソコンに向かい、ヘッドフォンをしていた。
同じ失敗は2度踏みたくはなかった。
みゆきは部屋の外にでて、大きな声で言う。
すると、今度は聞こえたようだ。
ゆうやが部屋のドアから顔をだした。
「ゆうくん。お風呂。」
「あぁ、はいろっか。」
脱衣所に母子二人。
「お母さん脱ぐものないや。」
笑ってみせた。
ゆうやも微笑む。
「脱がせて。」
ゆうやの可愛い願いに、みゆきは即、応じた。
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