何も解らないとは言え、一階で寝たきりの夫が同じ家の中に居る所で鈴子は激しく喘いでいた。
全てが終わっても暫く鈴子は肉体を動かせずにいる。
ぐったりと俯せる鈴子を義父は優しく抱き寄せる。
「あぁ、お義父さん」
「鈴子さん、私も久しぶりだったから凄く良かったよ」
鈴子は義父の肩口に顔を埋め
「私も…」
と応える。
義父の秀作は10年前に妻を亡くしていた。
還暦を過ぎた秀作では有ったが、鈴子の肉体に信じられないように反応して硬く勃起をさせていた。
ベッドの中で暫く互いを、まさぐり合い囁き合う。
肉体の渇きを久しぶりに癒された鈴子は、ベッドから起き上がると身支度を整え始める。
秀作も同じように衣服を身に付ける。
何となく気恥ずかしい雰囲気で鈴子は少し照れる。
「鈴子さん、良かったら、また…」
義父が言う。
鈴子は照れた表情で頷く。
一線を越えた鈴子と義父の秀作は、次の日も…また次の日も互いを求め合った。
その日も鈴子が洗濯物を干し終えリビングに戻ると、秀作は鈴子を引き寄せて来る。
「あぁ、お義父さん毎日だと体に障りますよ」
そんな鈴子の言葉には耳を貸さずにスカートの中に手を忍ばせ首筋に唇を押し当てて来る。
「あぁ~!お義父さん…欲しく成ってしまう」
鈴子の股間は忽ちに溢れて行く。
「あ~!お義父さん二階に行ってから」
鈴子が言うと義父は鈴子の手を取り歩き始める。
向かうのは夫が眠る部屋。
鈴子は二階に上がる前に夫の様子を見るんだ!と思った。
和室に措かれたベッドの上で夫は目を開けていて、鈴子達を見る。
無表情のまま、じっと鈴子達を見つめる夫。
鈴子が夫に近づこうとすると義父が腕を掴み制する。
あっ!と、よろけると義父の腕の中に包み込まれる。
「あっ!お義父さん?」
腕の中に抱き寄せた義父は、そのまま鈴子を、まさぐり始める。
「あぁ、お義父さん、活けないゎ、あの人が…」
「良いんだよ、あいつは何も解らない…鈴子さんが、こうされる事の理解などは出来ないんだよ」
「それでも、恥ずかしいから止めて下さい」
秀作の手は止まる事なく鈴子を、まさぐり続ける。
夫に見られながら…鈴子の眠っていた淫靡な血が疼き始める。
夫の前でスカートがゆっくりと捲り上げられる。
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