「静かに…」
作蔵は手で口を押さえ富子に言う。
恐怖に表情を強張らせ抵抗する富子。
抗いながら作蔵の理性は無くなり、布団を跳ね退け富子に覆いかぶさって行く。
寝間着の裾を乱し抗う富子、作蔵は手話した瞬間に唇を塞ぎ富子の唇を吸う。
寝間着の衿を開け柔らかな乳房を鷲掴みにする作蔵。
塞がれた唇から抗う息が漏れる。
「お願いだから声を上げないでくれ、聞いてしまったんだ、襖の外で富子の声を聞いてしまったんだ」
作蔵は唇を離すと耳元で言う。
富子の力が一緒抜ける。
「はしたない事をしてる我を義父に聞かれてしまった」
富子は恥ずかしかった。
一瞬、力が緩んだ隙に作蔵の手は乱れた寝間着の裾から富子をまさぐって来る。
恐怖を覚えながらも暫く振りの男の指先に富子は身震いを覚えた。
「あっ、お義父さん駄目です止めて下さい」
それでも抵抗は続ける富子。
富子に覆いかぶさりながら作蔵の口は乳房を吸い更に下へと降りて行く。
作蔵の体を挟み込む格好の富子の股間は露に成っている。
作蔵は夢中で富子の股間に顔を埋めた。
「あぁぁ、いけません、お義父さん」
作蔵が舐める音が淫靡に響く、気持ちは頑なに拒むのに作蔵の舌が富子を捕らえると富子は一瞬、突き抜けるような快感に我が身を震わせた。
自分の意に反して潤い始めてしまう陰部。
やがて作蔵は顔を離し体を起こすと、寝間着の帯を解き始める、富子は横向きになり寝間着で下半身を隠す。
褌を外した作蔵は富子の脚を再び押し開き間に腰を割り込ませる。
怯える表情の富子を見ながら作蔵は、勃起した物を一気に富子の中に沈めて行く。
顔をのけ反り、きつく目を閉じる富子に、そのまま被さり荒々しく腰を揺すり始める作蔵。
富子は、このまま早く終わる事を願った。
しかし夫の軍平の物とは違う快感が富子を支配し始めて行く。
何時しか富子は作蔵に、しがみ付き声に成らない喘ぎを漏らしてしまう。
呻き声と共に作蔵は富子の中に埋め込んだ物を引き抜くと、富子の白い下腹部に熱い滴りを噴き放って行った。
枕元に置いた手ぬぐいで下腹部から流れ落ちそうになる作蔵の放ったものを拭き取ると、富子は開けられた寝間着を直し始める。
作蔵も焦ったように寝間着を着る。
布団の上でうなだれる富子。
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