城太郎の先端が濡れた入り口に触れた。
初めてなのに、ごちそうをお預けされた犬のように、欲しくて堪らない気持ちになる。
琥珀は城太郎の頭を引き寄せて、もの欲しそうな瞳でキスをねだる。
お互いの舌を激しく求め合いながら、城太郎が、ゆっくりと、琥珀の膣に腰を入れた。
「あぁぁ…っ」
「うぁ…っすご… 琥珀の中、俺のに絡みついてくる…ッ 」
「はぁ…じょおたろくんっ…城太郎くぅんっ」
「痛い? 大丈夫…?」
琥珀は首を横に振る。
痛くない訳ではなかったけれど、快感の方がずっと勝っていた。
ずっとコレが欲しかった。
そう言わんばかりに、自分の膣が城太郎の形に変わっていくのが分かる。
「う、動くよ…っ」
込み上げる快感に耐えきれなくて、答えも待たずに城太郎が腰を動かし始める。
はじめは気遣うようにゆっくりと、しかしすぐに理性がもたなくなって、快感に任せて激しい出し入れに変わってしまう。
「あっあっはぁっあっ
じょうたろうっじょおたろくんっ
もっと ゆっくり おねがっ」
「こはくっ…琥珀っ」
目をつぶってピストンを繰り返す城太郎に、琥珀の声は届かない。
もう、達してしまいそう。
「うぁ…ッ 琥珀っ ヤバい イく、イくよっ…?
」
「あっはぁっあっ
城太郎くんっ きもちいいっ きもちぃよぉっ」
自分の膣で城太郎が大きくなるのを感じて、その後 頭が真っ白になった。
静寂の中に荒い息づかいがふたつ。
二人の躰はまだ繋がったままだった。
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