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投稿者: ふう
梅雨時期の重い空気も朝は冷涼とした涼しさを肌に感じさせ、咲はこの時間が好きだった。それも混み合う電車に乗るまでの束の間のことだったけけれど。

通勤とはいっても咲の勤める職場は歯科医院であり、服装もその日の気分で決められる。ジーンズにブラウスというラフな格好から大人の女性らしくワンピース、もちろんスーツで出勤することも珍しくない。

この日の咲は通気性の良い素材の生地を使用し、目の覚めるような涼し気な水色のスーツを選んでいた。袖は七分丈、下は膝が見える程度の控え目なスカートスーツなのだった。

彼の要望に応えることになるが、完全に拒絶を示してこなかったから分かってくれるだろうか。
何の変哲もないタイトスカートだが、咲はある手を加えていた。背後にあるスリットにまで伸びたファスナーは、上からも下からも開け閉めできるものになっている。

だから咲はこの日は上からファスナーを下げて、わざわざスリットの裂け目にファスナーの摘みがぶら下がるようにしたのだ。

危険な遊びに足を突っ込んだことは認識しているが、自分との関係を続けたいなら彼は無理なことまではしないだろう。そしてほら、今日も来てくれた………。

お尻の形を確かめるように重ねてくる彼の手の平が、いつもより積極的に動き回る。スカートを身に着けてきたことの意味を理解し、それでも触れ方は冷静だった。それは無闇にスカートの裾を持ち上げることなく、スリットの裂け目にぶら下がり揺れるファスナーの摘みに気付いたことからも分かる。

じっ……じぃ~っ……っとスカートのファスナーが上げられるのを感じ、どきどきする。この数日間を悶々とされ続けてきたのだ。下着だって前面がヴェールのように透けた素材になったものを選わざわざ選び、といっても実際に彼は目にすることはできないけれど。

スカートの中で前側に回ってきた彼の手は、その触り心地で理解したようだ。朝から激しい触り方はせず、あくまでもソフトに敏感なところに触れてきた。

低血圧の咲もこれには反応せずにはいられず、さり気なくスカートの上から彼の手に自分の手を重ね置く。そんな時間は思いのほか早く過ぎ去り、咲は電車を降りる駅が近づいてくる………。


この日の勤務は無心だった。というか、あまり記憶にないのだ。歯科医としてあるまじきことだけれど、何も問題はなかったはずだ。そして待ちわびた帰りの電車内、当たり前のようにスカートのファスナーを下げられる感触を覚え、咲はやや腰を後ろに突き出しだ。

この日の彼は下着を脇に寄せることはせず、お尻の下までずらしてくれた。メイクの下の素顔が上気していく。決して褒められたことではない行為に夢中になるなんて、職場の人が知ったら咲の居場所は無くなってしまう。

もう濡れそぼったそこを、若い彼の指が秘肉を割って前後に這い回る。クリトリスに到達した指先が、咲に試練の時間を与えにきた。俯かせた顔を上げ、また下を向く。蚊に刺された患部に塗り薬を優しく塗り込むように、指の腹が小さくのの字を描く。我慢できずに咲の下半身が揺れ動き、止めた息を切れぎれに吐き出していく。

疲れを体に張り付かせた乗客の群れの中で、ひとり咲は熱い吐息を漏らす。噛んだ下唇を開放し、無言の叫びを吐息に乗せて吐き出していく……。





思ったよりも我慢強かったが、ついに自分を解き放ってくれた。自分を抑制するのは簡単じゃなかったはずだ。大抵の女性は痴漢に遭って羞恥心と激しい嫌悪感を抱く。だがその後に困惑しながらもペニスの挿入に驚愕し、そして虜になってしまう。

射精をコントロールをし、じっくりと快感を味合わせるのが秘訣なのだ。激しく腰を動かせない分を、女性の好みに合わせながらの寸止め。達する寸前まで追い込む感極上の世界。それを繰り返し経験してしまうと、忘れられなくなるのだ。

差し込んだ2本の指を吸着してくるように、締め付けてくる。もう待ち切れないようだった。
取り出したペニスをそこにあてがい、腰を引き寄せると無理のない範囲で素直にお応じる咲。
抵抗をみせるように頑なな入口が窪むと、沈み込み出したペニスが中へと吸い込まれていく。

咲の頭が跳ね上ったように持ち上がる。これまでの人生で度重なるセックスを経験し、悦びを享受してきた咲が後ろ手に卓の太腿に触れてきた。卓の穏やかな腰の躍動がはじまった。

閉じていた瞼を再び開けた頃に咲の目は虚ろになり、車両の照明に照らされた白いお尻が卓によって押し潰されていく。繰り返しふにふにと形を歪ませながら、中では膣壁を押し広げて咲の感度を上げていく。

この日の2人は車両の中程におり、卓は顔を引きつらせる咲を目の前の男の背中に押し付けさせた。その男の頭は禿げており、卓たちの痴態を以前にニヤけて楽しんでいた男だった。そう、卓はあらかじめ好き者の男を仲間に引き入れ、咲を上手に誘導していたのだった。

もう体重をハゲ頭の男に預けるしかない咲としては、恐怖の中で男の背中に両手を置くしかない。
男は人の痴態を見ることのマニアであり、こういった形での参加を喜んでいた。背中に感じる女性の手の温もり、押し付けられる胸の柔らかい感触と、突かれているであろ体の振動に胸を踊らせる……。

両手でがっしりと腰を捕まれながら、ペニスを動かされる悦び。いたずらに奥を突かれれば苦痛なだけだが、適度に加減されたものならそれは深い快感を呼び起こしてくれる。この力加減を知らない男性も少なくない。知っていても堪え性のない男性はつい力任せに突いたり、自分だけだが先に果ててしまう。

こんなに絶妙な力加減で堪らない悦びを味あわせてくれる相手を、咲はほかに知らない。今すぐにでもオーガズムに達することができるほど感じ、それを必死に堪える。こんな所で達してしまえば立ってはいられないからだ。

絶えず同じペースで執拗に動かし続けられ、叫びだしたくなる。股の間にだらしなく中途半端になった下着に、混ざり合った2人の粘液が糸を引いて垂れ落ちる。

卓にお尻を突き出してハゲ頭の男に上半身を預ける咲は、緩やかに反らした背中を見せながら持ち上げた頭を揺らす。感じるあまり力の入った首が固定されたようになり、髪の毛だけが風に吹かれたように揺れ動く。

頭がおかしくなりそうになる………。





気が付くと咲は卓に手を握られて、ある繁華街にいた。どこにでもありそうな老舗っぽい喫茶店に連れて行かれると、並ぶテーブル席を通り過ぎて突き当りの壁を曲がった。

奥の正面にトイレの扉が見えた。その扉を開けて2人で入る。扉を閉めるとなぜか横の壁の上の方に設置された上着掛けを捻ってみせると、驚いたことに引き戸となってスライドするではないか。

中はバーカウンターのある酒場といった装いを見せ、複数のカップルや単独酒を飲むで男性の姿があちこちにいた。異様だったのは一組の男女が絡み合い、そこに参加するように数人の男達が群がっていたことだ。

そうかと思えば別の場所でやはり男女が絡み合い、こちらに群がる男達は行為を見物しているだけ。また別の場所の男女は寝そべった男の顔の上に女が腰を下ろし、ペニスを口に咥えて頭を振っている。

咲は自分に向けられる単独でいる男性の熱い視線に恐怖し、卓に手を引かれて空いているボックス席に落ち着いた。注文をするでもなく、いつしか絡み合う2人。

下着を引き抜かれた咲は卓の膝の上に向かい合わせに引き寄せられ、頭を跳ね上げていた。
ブラトップのブラウスを捲り上げられて、胸に顔を埋めてくる卓を抱き締める。
乳首を吸われ舌を転がされる頃には、我を失った咲は恥もなく本来の自分の姿で腰を見せていた。

若い男の膝の上で年増の咲が、狂ったように腰を前後に振る。卓の首に腕を巻き付けて好きなように自分の腰を躍動させ、びくんッ!びくんッ!……と体を跳ねさせる……。

正常位で散々と突かれ、四つん這いとなった咲は後ろから突かれる快感に夢中になった姿に歯科医の肩書は意味を失っていた。

誰かもわからない男が咲の顔の前にペニスを突き出し、淫欲により思考が機能しないままそれを口に咥え、舌を這わせる。おちんちん……自分に快感をもたらすおちんちん………。

絶えず打ち込まれる卓のベニスにこの日、何度目かのオーガズムに咲は野獣のような声を上げる。
男性患者の中にはマスクをした咲に、密かな恋心を抱く者もいることを本人は知らない。こんな破廉恥な姿を見たら、どう思うのだろう…。

ソファーにへたり込んだ咲を見て、卓に許可を得た男は咲の中へ挿入する。もはや唸り声を発するだけの咲は体を揺り動かされながら、小ぶりな胸を揺らして喘ぐ。

仕事のしがらみを忘れ、世の中ね煩わしさから解き放たれた咲は男の激しいピストンによってまたも達していく。咲の胸の谷間に男は精液の池を作り、綺麗に拭い取ってから身を引いた。

ソファーに横たわる咲は打ち上げられた瀕死の魚のように、時おり体を痙攣させるだけだった。





その年の冬、混み合う電車内で絡み合う男女の姿があった。
女は咲その人であり、男は卓ではない学生服を着たまだ少年だった。
卓はいつの間にか姿を見せなくなり、自分に痴漢しをてきた少年を確保したのだ。

AV作品でも観て歪んだ性癖を育てたのだろう。
こともあろうに若い子ではなくターゲットにした相手が咲だったのが、彼の運の尽きだった。

若さから萎えることを知らない彼は、片脚を自分に絡ませて挿入をさせられていた。
ゆらゆらと動かされる咲の腰に堪らずに射精をさせられ、そのままさらに求め続けられる痴女と化した咲に地獄のような快感を味合わされていた。

仮性包茎のペニスが勃起することで辛うじて剥けただけなのに、敏感すぎて体が言うことを聞いてくれない。温かく柔らかい壁に拘束されたものが苦痛を訴え、それなのに女の虜になっていく。



咲は膣の中で脈動を始めた彼が、3度目の射精をしたことを悟った。

硬くて立派だが早いのが難点な若い彼は、咲の中でまだ硬さを失ってはいない。


堪らない………。

※元投稿はこちら >>
26/06/19 01:35 (4GHuxEd5)
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