あっ…んっ…………んっ…んっ…んっ…はぁ~…んっ……
当初はあれほど怒りを露わに抵抗を見せていたというのに、借りてきた猫のように大人しくなってしまった明日香………。
やや腰が落ちて突き出す格好になったお尻を、男が突き上げるたび明日香の身体が僅かに持ち上がる。
くの字に曲がった明日香の両膝が屈伸運動をするように伸びては曲がり、上げ伸びを繰り返す。
スパッツに覆われていたときと変わらぬ形の良いお尻が白いお餅のように撓ませ、ふにゃふにゃと弾力のある心地よさを男に感じさせる………。
明日香のダンス教室は連日満員になるほど人気があり、留学していたニューヨーク仕込みの切れのある動きは正にプロフェッショナル。
ましてや美貌とプロポーションが良いと来れば、男女問わず憧れの的になる。
特に男性、彼等の中には邪な気持ちを覆い隠し、薄手のスパッツから惜しげもなく見せる魅力的なお尻、揺れる胸に興味が惹きつけられた。
特に下半身はどんなに目を凝らしてもインナーを着けているのかが分からず、直にスパッツを履いているのではないかと想像が嫌でも膨らんだ。
稀にニューヨーク時代に手に入れたと思われる、そんなスポーツブラを着けてきた日は乳首の突起が目立ち、男性の生徒たちの胸をザワつかせるのだった。
勿論それを誰もがお首にも出すことはない。
プロを目指す者、腕を磨くもの、プロになりたくてもがく者、表向き彼等は本音は隠している。
あぁ…あの胸に、あの股間に顔を埋めたい……。
開いた時のあの美しい両脚、その股の付け根にこの分身を入れられたなら、良いだろう……。
快感に喘ぐそのとろけそうな顔を見ることができたらなら、どんなにいいか………。
ダンスレッスンの費用を稼ぐため、今日もバイトの帰りだった1人の生徒が偶然、同じ車両の中にいた。
無駄な脂肪を削ぎ落とした身体は必要な筋肉だけを身に纏い、身重の高さと相まって将来は人の目を引くダンサーになるだろうと期待されている。
そんな彼は自分の右隣が気になっていた。
電車に乗ったときの自分の視線は頑張れば人の頭の上を見ることが出来て、どこに移動すれば苦労せずに下車出来るかを探る癖がついてしまっていた。
この人よりも少しだけ高い身長の特権を、何気なく生かしていると自分の隣は男性ばかりが固まっているらしいと気付く。
いや………よく見たらその中のドア付近にひとりの女性がいるのに気付き、興味がそそられていた。
気のせいだろうか………んっ?
彼女の髪の毛が揺れているような気がするのだ。
まさか、と思った。
あれが今まさに痴漢をしている最中だとすれば、あまりに大胆過ぎる。
このご時世にちょっと信じられない、考え過ぎだろうと思い直したところだった。
女性の頭が跳ね上がり、後にいる男が避けもせず見ようによっては彼女の頭の匂いを嗅いでいるようにも見える。
その彼女の髪の毛がゆらゆらと明らかに揺れを見せ、頭がゆっくりと横に傾いていく。
俯いたのか頭が前に下り、しばらくしてむっくりと起き上がる。
また横に傾けた頭をゆっくり持ち上げて、あんなに上げているということは、顎がかなり持ち上がっているはずで、おかしいではないか……。
電車内ではそもそも傍迷惑な話で、女性があんな不自然な動きをしているということは………。
彼は彼女から目を離せなくなってしまった。
彼は不意に誰かの視線を感じ、その集団の中の男のひとりと目が合った。
なぜか悪い事をしている気になって、視線を反らしてしまった。
何を隠そう彼は周囲を見る監視役であり、目敏くこちらの状況に気付いた彼を見つけたのだ。
その情報は口伝えで当事者の彼まで伝わり、腰の躍動が一旦ストップする。
一言二言と短い会話が仲間内で交わされ、なぜか彼にだけ見えるように彼等の間に隙間が開けられていく。
そう………彼等は経験上、彼の目付きが彼等にとって危険な人間かそうではないかが分かり、どちらかと言えばこちら側の人間だと肌で感じたのだ。
ドアの窓のほうに身体が向いていた男と明日香2人がおもむろに動き出しす。
正確には男によって身体の向きを変えられていたというのが正解で、勿論のこと下半身は繋がったままである。
どうしても気になって視線を戻した彼は、驚愕を覚えた。
どうしてこちらを向いているのか、しかも不自然に隙間が開けられて、背の高い自分だからこそ見えるようにされたとしか思えない。
先ほど視線が合った男がこちらに目を向けていることに、彼は気付いた。
彼は意味ありげに口元に笑みを浮かべ、よく見えるだろ?……とでも言いたげに白い歯を見せる。
男は明らかに、はっきり意思表示をしていた。
女性の背後にぴったりくっついている男が腰を動かすのが如実に分かるように、女性の身体がこちらに向かって前後に揺れる。
その動きに合わせ、彼女の髪の毛が遅れて前後に揺れ動き、ゆっさゆっさ……と振り子のように揺れを見せる。
不意に女性が頭を上げはじめ、口を半開きにしながら目を閉じてとろけそうな表情を露わにした。
それを見た途端、彼に衝撃が走る………。
なぜなら自分が通うダンスレッスンの場でいつも目にしている、憧れのインストラクターその人だったのだから………。
身体がやや前傾になり、身体を前後に揺らしながら恍惚としている明日香を見てズボンの前が窮屈になる。
ちきしょう……俺の憧れの人を………。
そんな忸怩たる気持ちが、彼の身体を熱くする。
明日香の両脇にいる男たちが明日香の着ている白のチェニックを、ゆっくりと持ち上げていく。
ダンスレッスンの場ではスポーツブラとスパッツで大半が隠れている身体の肌が、今は生まれたままの姿を彼の目に晒している………。
しなやかなインパルカモシカのように美しい裸体にCカップの程よい大きさ、形の良い乳房が勃起した乳首を付けて揺れている。
その下半身は陸上選手のように引き締まった脚で身体を支え、綺麗にカットされた恥毛が海苔のように貼り付いている。
明日香を犯す男が見ている彼の気持ちに応えるように、明日香を羽交い締めにして背中を反らす。
すると明日香の女性器が露わになって、Iラインに毛がないそこを、出入りを繰り返す陰茎の躍動を露骨に見せつけられる………。
彼は無意識に生唾を飲み下し、食道をゴクリッと
鳴らしたこさえも気付かないほど興奮していた。
気が狂いそうだった………。
それを見咎めた当事者の男が仕方がないといったように、仲間に目配せをする。
予想外に嫉妬心を見せる彼を見て、騒がれるくらいなら仲間に引き入れるほうが得策だと考えたのだ。
人の垣根が割れて中心部へと誘われた彼は、動揺した。
明日香に顔を見られることを恐れ、躊躇を見せたのだ。
世話の焼ける奴だと仲間のひとりが明日香の持ち物のトートパックからスカーフを取り出して見せると、明日香の視界を塞ぐ。
これで文句はないだろ?……男同士言葉のない会話を表情で交わされ、頷いた彼がその場にしゃがみ込まさせた。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
男のペニスを飲み込んだ結合部が生々しい音を奏で、いやらしい匂いを放ちながら目の前で哺乳類の営みを繰り広げていく。
目の前で揺れる乳房を凝視していると、顎をしゃくって好きにしろとお許しが出る。
彼は喜々として明日香の乳房にむしゃぶりつく。
あの憧れの明日香の乳首が舌先に触れ、明日香のダンスよろしく口の中で激しく踊らせる。
右に左に口が乳房を渡り歩き、満足するまで唾液まみれにさせてもらった。
当然それだけでは気が収まらず男立ちを見上げると、膣の中から引き抜いた男が明日香の片脚を持ち上げて彼の肩に乗せる。
分かるだろ?………と、男のひとりに顔で促されるまま、彼は明日香の女性器にむしゃぶりついた。
男の粘液が混じっていることなんて頭になく、綺麗に舐め取った彼は満を持してクリトリスを口に含む。
はぁ~っ………っと吐息を漏らす明日香を上目遣いに見ながら、彼は舌を暴れさせていく。
吸って舐めて舐め繰り回し、身体を震わせて頭を跳ね上げる明日香を血走った目で見上げた。
匂いと温もり、柔らかい舌触りとヌルヌルとした愛液が確かにこれは現実なのだと、彼に実感させる。
彼は舌が疲れるのも忘れ、動かし続けていた……。
※元投稿はこちら >>