前髪でおでこを隠し、肩の辺りで切り揃えられた艶のある黒髪。
夏服の白いセーラー服を着た17歳の女の子が、現代っ子らしくスすらりとした165センチの体を誇示するように車窓の前に立っていた。
その着ている制服から由緒正しい女子高の生徒であることが分かり、知的で清楚な雰囲気を漂わせている。
スレンダーだけれど細過ぎるということもなく、バスケットをして程よく鍛えられた身体はしなやかな筋肉を纏う。
やはり現代っ子らしい発育を見せるその身体といえばCカップの乳房が、セーラー服の赤いリボンを前に浮かせ2つの丘を盛り上げさせていた。
いつもと変わらない通学の朝、いつもと何ら変わらない満員電車のはずだった。
中村梓の身体に毒牙がそっと近づいているのにも気付かず、母が作ってくれた今日のお弁当は何だろうと健気に想い、今からお昼を楽しみに考えていた。
不意に後から腰に手が触れられる気配に気付き、気にする素振りを見せる。
やがてその手ははっきりとした意思を見せて梓に襲い掛かり、梓もまた抵抗を露わにした。
それだけでも大変なのにもかかわらず、前からも膝丈のスカートを捲り上げられようとする、別の男の手に慌てて対処しなければいけなくなった。
前からも後からも同時に攻撃されては歯が立たず、スカートの前を持ち上げられるのに気を取られているうちに、後の男がセーラー服の中に両手を侵入させてしまった。
梓の白い柔肌を伝い上がり、ブラジャーを押し上げて2つの丘を包み込む………。
焦る梓がセーラー服の上から男の手を剥がそうと四苦八苦するうちに、前にいる男がスカートの中に手を侵入させて、難なく指を縦筋に到達させる。
上下に動き出して小さく円を描くようにして、眠りにつく蕾を揺り動かしていく。
成す術なく揉みほぐされる乳房が無惨に形を変化させ、可愛らしい乳首を摘まんで捏ねくり回されていく。
望まぬ感覚が湧き上がるのと比例して梓の抵抗も影を潜め、前にいる男が乳房に、後の男が下半身に攻めの対象を変更させる。
セーラー服を捲り上げ、前にいる男が現れた白い乳房に目を輝かせながらピンク色の乳首を口に含んだ。
舌先で転がされる感覚に下唇を噛んだ梓が首から上を、ぴくぴくとさせて反応を見せる。
ショーツに侵入させた別の男の手の指が、覚醒したクリトリスを弄くりまくり回し、梓の口から切れぎれの吐息が吐き出される………。
現実の空間で味わう非現実的な悲劇に戸惑い葛藤し、強制的に高まりゆく快感に若い体が勝手に熱くなる。
こんなの嫌っ!………そう気持ちは拒絶するのにもかかわらず、女の部分が官能の味を追い求めようとする。
せめぎ合う2つの勢いがぶつかり合い、男たちの巧みな指使いが梓の理性を捻じ伏せていく……。
乳首を摘んだ指が先端に向かって滑るように動かされ、すぅ~っ……すぅ~っと離しては、執拗にそれを繰り返えされて、。ゾクゾクするような快感に身体の力が抜けそうになる。
ヌルヌルする指先が敏感な蕾を執拗に弄くり回し、否が応でも気持ちがいい……。
隙をついて前にいる男がショーツを引き下げ、白い靴下とローファーを履いた足首から抜き去る。
まだ薄い恥毛が愛液に濡れて大陰唇に貼り付き、ぴったりと閉じていたはずの割れ目は興奮を顕著に表したように開いていた。
しゃがみ込んだ男が梓の片脚を持ち上げて肩に乗せ、指で割れ目を開いて膣口を覗き見る。
ある意味では残念で、ある意味では喜ばしい……。
処女膜はどこにも認められず、清楚な見た目に反してそれなりの経験をしているらしいと知る。
まずは花園に顔を埋め、舌を這わせていく。
若く新陳代謝の良いそこは酸っぱい匂いに溢れ、舌が優しくクリトリスに触れるだけで梓が堪らなそうにする。
首を傾げて自分の肩に乗せ、眉間にシワを刻んで盛大に吐息を吐き出している。
男は包皮を唇で挟んで吸い上げ、舌先を走らせては首を後に引き、透明な愛液の糸を伸ばす……。
また口をつけて、それを繰り返していく……。
梓の後に張り付く男も負けじと梓の右の脇の下から頭を潜らせ、乳首に吸い付いていた。
左乳首は相変わらず指で摘み、右乳首は舌で転がして吸っては離し、吸っては離し、チュパチュパと音を出している………。
こんな前代未聞の事態に緊張で身体を固くしてした梓は今や、快感で男たちに支えられていなければ立ち続けることは難かしい状況にあった。
舌先を動かしながら、男はその時を待っていた。
いちばん梓の反応が良い攻め方に徹して、舌先を密着させたまま上下に動き出し続ける。
ペースを早めることなく乱さず、梓を窺い見ながらひたすら躍動させていく。
溺れたように顎を上げて口を開けて、あうあう……はふはふっ……と呼吸をする梓。
上下する頭が頻繁に動き出し、ぷるぷると震えながら俯いたその時…………。
ビクンッ…ピクッビクッ!……ピクッ!…ピクッ!…
激しく体を弾ませ、悶絶していた顔を弛緩させた梓が恍惚としたように、本来の美少女の美しさを取り戻した。
おもむろに立ち上がる男が梓の膝裏を持ちながら片手でズボンのチャックを下ろし、熱り立つモノを取り出した。
目を閉じたままの梓はまだ、それに気付かない。
まだそんなに経験は無いであろうビラビラがはみ出してもいない梓の割れ目、そこに押し当てられて初めて気付く。
目を見開いて恐怖する梓を尻目に男が力を込めると、圧迫される苦痛に目を固く閉じて顔を歪ませる梓………。
にゅっ……と沈み込むと同時に亀頭が中に消えてしまうと優しく丁寧に丁寧に前後させ、徐々に徐々に奥へと沈めていく。
口から内臓が押し出されそうな苦痛、押し広げられながら入ってくる苦痛に顔を紅潮させて耐えていた梓が不意に落ち着いた。
子宮口に到達させた男が動きを止め、美少女の顔を見詰めていた。
柔らかくも狭い中は温かくて、力を抜いているのに入口はさらにキツイ。
男はポケットをモゾモゾとさせるとゆで卵より一回り大きい物体を取り出し、何やら操作し始めた。
元々は手のひらに収まる大きさの物に、音を吸収させる為のシリコン製の分厚い素材を被せただけの物体……。
スイッチが入ると驚くほど音は小さく、男の手の平に覆われているとほぼ聞こえなくなる。
恐怖で逃げ出したくても後から抱きつかれ、前からは膝を持ち上げられたままペニスを奥深くまで挿入されていては、身動きすら取れない……。
男は容赦なく指で包皮を持ち上げてクリトリスを露出させると、丸く穴の空いた部分を蕾に素早く被せ、押し当ててしまった。
何が何だか分からない、痛くはないけれど形容し難い感覚が永遠と続くこの感じは何だろう……。
包皮から本体が隔離され、すっぽりと被せられたクリトリスに直接物体が触れる感覚はないのにもかかわらず、何かが確実に何がぶつかってくる。
小さな空気の塊、衝撃波が体当たりをしてきて砕け散りる。
その名残が消えぬうちに次々と機関銃の弾丸のように連続して吐き出され、柔らかな感覚を生み出していく。
その感覚に気付いた頃には梓の顎がシーソーのように揺れ動き、上がったと思ったらゆっくり下がり、下がり切らぬうちに跳ね上がる。
何とも言えない悩ましげな表情になった梓が喘ぎ出し、腰が無意識にウネウネと動き出した。
図らずも自分で埋まったペニスを刺激し、自らも刺激を受けて眉間にシワが寄る。
外からの快感と中からの刺激に膣壁が勝手にヒクヒクと波打つように動き、その刺激によって男もゆっくり抜き差しを開始する。
まだ膣でまともに快感を得たことのない梓はその違和感に、中で動いているとしか感じられないけれど、クリトリスが気持ち良くてそれどころではない。
男は器用に片脚を持ち上げたままゆっくりと腰を躍動させ、乳首に口に含む、
ねっとりと舌に転がされ、硬く勃起した乳首が口の中でくねくねと倒れては起き上がる。
優しく吸っては舐めて、吸っては転がして……。
ウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッ………
ウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッ………
男の手の平の中でくぐもっだ音を放つ玩具が梓を酔わせ、乳首の快感に鼻を添えていく。
優しい真綿に包まれているような、根元までまるっとクリトリスが刺激される甘さが堪らない。
擦られているわけではないから痛くもならないし、ただひたすら気持ちがいい………。
男は抜き差しを繰り返しながら梓の反応を窺い、乳首を愛撫しながらGスポットの辺りを繰り返し擦り上げていく。
カリ首が何度も通過していく違和感が、いつしか梓の中で意味を持つ感覚へと変化していく……。
じんわりと心地の良い何がが滲みはじめ、未知の感覚を引き出していく。
何とも言えない甘さが広がりだして、独りでに腰がうねり出す。
もっと…もっと……ねえ……もっと欲しい……。
そんな欲求が初めての快感に突き動かされて、男が痴漢というのも忘れて首に縋り付く。
10分、15分、20分………と、クリトリスを刺激され続けられては無理もない。
イクという状態を知らない梓でも、イキそうなのにイケない状態が続けば膣の感覚も引き上げられていく。
急に目覚めた未知の快感を知ってしまったら、もう何も考えられない………。
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
梓の愛液が結合部から男の陰茎に伝い落ち、陰嚢まで濡らしていく。
女としての夜明けを迎え、後の男に背中をさ支えられて膣がしっかりペニスを咥え込む。
刻一刻と変化を見せる梓の表情を見逃さず、男は官能を享受する彼女を犯し続けていく。
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
まるで握り締められるかのような狭い膣壁が文字通り、時おり握り締めるようにふにゃふにゃと狭めるような動きを見せる。
苦しげに喘ぎ出した梓が必死な形相で男にしがみつき、息も絶え絶えに顎をゆっくり持ち上げた。
その時………、ビクンッ!…ビクンッビクンッ!……
鋭くおびただしい快感が押し寄せてくるのに耐えられず、オーガズムを迎えていた。
男は執拗に押し当てていた玩具をポケットに仕舞い込み、持ち上げていた片脚を降ろすと反対側の片脚を持ち上げ、腰の躍動を再開させる。
女を目覚めさせたばかりの梓は開発の進んだ女性に比べればまだまだだけれど、教え込むいい機会だとペニスを送り込む。
はぁ〜はぁ〜……と、荒い呼吸を繰り返す梓は敏感体質の片鱗を見せはじめ、艶めかしい表情を見せて酔っている。
頬も耳も赤く染めて、少々ペースを早めても堪らないとでもいうように感じている………。
間違いなく梓にはその素質があると見抜いた男は激しく、しかしながら丁寧さを忘れず腰を躍動していく……、
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
愛おしい恋人を逃さないように膣壁が収縮を見せて、ペニスに追いすがる。
愛おしい恋人の胸に飛び込むようにペニスが奥へと突進して、梓が酔いしれる。
その飽くなき作業が何度も梓の頭を跳ね上げさせて、妖艶な顔を作らせる。
ヌッチャッンッヌッチャッンッヌッチャッンッ…
ヌッチャッンッヌッチャッンッヌッチャッンッ…
ヌッチャッンッヌッチャッンッヌッチャッンッ…
男の突き上げに梓の下半身が跳ね上がり、下がってきた梓の下半身を迎え撃つように男が突き上げる。
梓の中から陰茎が半分ほど姿を現しては一気に飲み込まれ、艶々した杭が幾度も打ち込まれる。
それが歯痒くて男が手に持つ片脚を引き寄せて、加減をしたペニスを送り込む。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
眉間から汗を滴らせる男が奥歯を食いしばり、それでもその動きを止める気配を見せない。
彼の肩に埋めた顔を時おり持ち上げる梓は目を潤ませて、自分の身体の変化に恐怖を覚えていた。
息が苦しくて、どこまでも気持ち良くて、どうにかなりそうな感覚が付き纏う……、
ある意味で止めて欲しくて、なのに絶対に止めて欲しくもなくて、自分は一体どうなってしまうのか………。
あぁ…嫌っ………怖い…でも………気持ちいい……
怖い怖い怖いっ……あぁ気持ちいい……あぁっ……
乙女の恥じらいはどこ吹く風、恐怖心を凌駕する快感がどこまでも貪欲な女の業を引き摺り出していく……。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
意識はあるのに白く霞んでいく視界が恐怖心よりも、得体の知らない幸せを感じさせる……。
息が出来ない、苦しいのに気持ちいい……。
気持ちいい……気持ちいい…気持ちいい………。
不意に梓は濃霧に包まれて、眩い光に視界が塞がれて何も見えなくなった。
これまで生きてきて経験したあらゆる気持ち良さを越えた快感に意識が飛んだ。
体を弾ませる梓を男は必死に抱きしめ、強烈に締付けてくる彼女の中に放出していた………。
放心状態からまだ脱せない梓の片脚を下ろし、その上半身を引き寄せると今度は後にいる男が貫いた。
一瞬だけ苦悶を浮かべた梓の顔は、3回と揺れる頃にはうっとりとして泥酔したようにその官能の中に飲み込まれていった。
時には必死な形相になり、時にはとろけそうな顔を見せ、後から突かれるその快感に男の胸に顔を埋めた口から、シャツに涎を染み込ませて喘ぐ。
白い小さなお尻の肉が突かれるたびにたわんで形を変えて、その下で男のペニスを吐き出してはまた飲み込んでいく………。
グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ……
グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ……
男の放った精液がペニスの滑りを加速させ、若い梓をこれでもかと攻め立てていく。
何も見ていない、焦点の定まらない目をした梓が背中を反らせ、頭を持ち上がらせていく。
眉毛を下げて困ったような表情で口を開け、堪らないといったように目を閉じて必死な形相になったかと思えば駄々っ子のように首を振る……。
それを何度も繰り返し、マイペースで腰を躍動させる男とのギャップが卑猥に映る。
その男も苦しげな表情を顔に浮かべ、必死に奥歯を噛み締めはじめる。
梓の狭い膣壁が再び収縮し、本能に揺れる男女2人それぞれにその時が迫っていた。
男は悶絶し、梓も甘い表情から必死さが見えるようになり、もう猶予のないことが知れる。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
梓が不意に背中を弓なりにして、体を硬直させた。
男が射精をするその最中、体を激しく弾ませて支えられなければ崩れ落ちていただろう………。
人生2度目のペニスで得られたオーガズムの波は、ゆっくりと引いていくまで梓を酔わせ続けていた……。
まるで飼い主に撫でられて恍惚とした猫のように大人しくなり、ショーツを履かせられてもまだ夢の中にいるような心地だった。
梓は薬剤を手渡され、スマホの検索画面に映し出された薬剤名と照らし合わされて何のための薬かを理解した。
緊急避妊ピル………。
怖くなかったかと言えば嘘になるけれど、誰にも相談は出来なかった。
ドキドキしたけれど、それを飲んで十数日後には無事に生理を迎えて胸を撫で下ろした。
もう二度とあんな目には遭いたくない。
もう忘れよう、そう思った。
なのに、身体が忘れさせてくれそうにない。
生理前、生理中、生理後も身体が疼くのだ。
覚えさせられた、あの快感を求めて………。
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