つい数十分前まで自分がこんな目に遭うなんて、どうして想像できたというのだろう。
男たちに取り囲まれてショーツに突っ込まれた手に弄られる恥ずかしさ、どうにも抵抗出来ないと悟らされた絶望………。
処女を捧げた優しい彼氏にしか触らせたことがないのに、この男は………。
瑞希は盛り上がって蠢くショーツ越しに自分の手を重ね、必死に声を堪えるという唯一の抵抗を続けていた。
なのに無常にも横にいる男にショーツを引き下ろされて、片足づつ上げられて抜かれてしまった。
まだ薄い恥毛が初々しくて、溝に埋めた節くれ立った関節の男の指が上下に動く。
何としても声を出しまいとする、そんな瑞希を見続けてきた男がポケットから何かを取り出しだ。
蚕の繭のような形をした物体に細長いコードが伸びて、男の手にはスイッチらしき物が付いた四角い物体が握られている。
繭の形をしたそれが瑞希の敏感なところに押し当てられ、男がスイッチを入れると瑞希の身体が急に硬直を見せる。
物体を指で摘んでく〜りく〜りと動かされる様子を、俯きながら見下ろす瑞希。
何とも言えない振動が伝わる違和感に困惑し、掘り起こされる感覚に我慢が出来なくなってくる。
あぁ~ん………あぁ~………んん〜……あぁ~ん……
消え入りそうな、申しわけ程度の喘ぎ声が瑞希の羞恥心を表している。
ぴくぴくしながら苦労して息を吸い、男たちの顔を見渡して俯いた瑞希に、容赦のない快感が注がれていく………。
びぃ〜〜〜ん……という音に同調した振動が、初めて経験する快感を作り出し、理由がわからなくなってきた。
男のひとりが白いブラウスに手を掛けて、ひとつひとつボタンを外していく。
それを阻止したいけれど手に力が入らなくて、止められない……。
コットン製の白いブラジャーに負けないくらいの白い肌を露出させられ、ブラを押し上げられるとBカップの小ぶりな乳房が露わになる。
そこにむしゃぶりつかれる精神的苦痛、信じられないほどの恥ずかしさに訳が分からなくなる。
やだ……やだ……やだやだやだっ……やだっ……
高まる快感に頭がパニックになり、瑞希の呼吸が荒くなる。
ローターを操る男の巧みな手つきに追い詰められて、乳首を転がされる舌が生々しくて、もう……。
不意にローターを外され、片脚を持ち上げられると股間に顔を埋めてくる男……。
消えてしまいたいくらい恥ずかしい、そんな気持ちを抱いた瑞希の頭が跳ね上がる……。
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっくちゅっ………
敏感になったクリトリスに蠢く舌先が、忙しなく動き回る。
それだけでも気持ちいいのに、包皮を剥いて直に押し付けた舌を擦るというよりも忙しく付けたり離したり、高速でパタパタと刺激を加える。
唾液と愛液が卑猥な水音を立て、猛烈な快感を生み出していく。
瑞希の頭が壊れたように動き回り、右に左に動いては跳ね上がり、前のめりになった体のまま頭を持ち上げる。
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ………
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ………
体をぴくぴくとさせていた瑞希が不意に、激しく体を弾ませた………。
瑞希はまだ時おり痙攣をしながら呆然として、立ち上がった男が片手でチャックを下げる。
男は自分で片脚を持ち上げると取り出しだペニスを瑞希のそこにあてがい、ゆっくりと力を込めていく。
きつい入口が次第に窪みだすと亀頭が沈み込み、にゅう〜〜っと飲み込まれていった。
狭いトンネルの膣壁を押し広げながら奥まで到達すると、苦痛に顔を歪ませた瑞希がしがみついてきた。
ゆっくり、ゆっくりと腰を動かして大人のペニスの大きさを馴染ませていく。
すると途切れ途切れに呼吸をしていた瑞希が長い吐息を漏らすようになり、苦悶と恍惚を交互に見せるようになってきた。
ヌッチャッ…ヌッチャ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…
ペニスの3分の2ほどが出たり入ったりを繰り返し、10近くも経つと女子高生の顔はうっとりとして舌鼓を打つまでになっていた。
その瑞希をドアに両手をつかせ、後から貫いた。
あくまで優しく出し入れさせる男の下半身が瑞希の白いお尻と接触し、少女の柔肌を楽しむ。
やや腰のペースを上げて、瑞希の反応を窺い見る。
まだ開発の進んでいない瑞希の膣は、目を覚ましそうにない。
ひたすら腰を躍動させ、突いて、突いて、突いていき、ペースを崩さず動かしていく………。
ぐったりと体を弛緩させ、恍惚となった瑞希が知らなかった未知の感覚に魅了されていく……。
若いだけですぐに射精してしまう愛しの彼氏では決して味あわせてくれない、とろけるような甘い快感……。
男は気付いた。
結合部から見え隠れする自分の陰茎が、白く泡立った粘液にまみれている。
これは排卵期の女性が粘度の高い卵白状のおりものを出している証拠であり、生理が近いことを示している。
つまりは性欲が高まり、感度も上がりやすい状態でもある。
男は仲間に目配せして集団ごと座席に移動すると、瑞希を片脚を残してほぼ四つん這いにさせると本格的なピストン運動を開始する。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
座席に肘までつけてお尻を上げた瑞希が、根元まで入ったペニスが早い速度で抜き差しされていく。
何も思いつかず、何も考えることが出来ず、思考が停止した瑞希が感じていたこと。
それは、いつまでもこのままで………。
こんなに気持ちいいなんて、知らなかった。
力任せに奥を突かれない、苦痛のない快感。
もっと、もっと、やめないで、やめないで……。
そんな瑞希が仰向けに寝かされ、されるがままに挿入されると男の腰が唸りを上げる。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
体を揺らす瑞希の顎が持ち上がっては顔が横を向き、反対側に向いた顔が男の正面を向くと、また顎を上げる………。
高速で抜き差しされる快感は想像を遥かに越えた世界に導かれ、酔いしれるということを初めて知った。
小ぶりな乳房が成す術なく揺れ動き、一人前の女として喘ぎ狂う瑞希………。
何が何だか分からぬまま高まっていく体、狂おしい快感に息を吸うのも苦しい……。
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
何これ、怖い……待って、ちょっと待って……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
2人の粘液が混ざり合った白濁したものが、瑞希の肛門を埋めていく。
口を開けた瑞希が涎を垂らし、座席に染み込む。
また瑞希の顎が上がった。
不意に背中を座席から浮かせ、大きく口を開けたその時………。
いまだかつて経験のない眩しい光に包まれ、上下左右の感覚がなくなった。
ふわふわした空間に体が浮いて、幸せな気分に包まれる。
膣で感じたオーガズムは、初めてだった………。
幼さの残る瑞希の顔は、それでいてもう、立派な女の顔をしていた。
顎から汗を滴らせた男がペニスを引き抜いたそこからは、まるで精液が白いマグマのようにゆっくりと流れ出す。
妊娠を避けたかったら、これを飲むように……。
渡された薬剤を検索すると、緊急避妊ピルであることが分かった。
親にも相談できず、悩んだ挙げ句に瑞希はそれを飲んだ。
7日後に生理が来たときには正直、ほっとした。
大好きな彼氏には内緒だけれど、あれから密かに彼等を待ち望む自分がいる。
今日も帰りの電車内で彼等を探してがっかりする女の子がいたら、それは瑞希かもしれない………。
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