コートも要らなくなってやっと温かい季節になっったというのに、年に一度ある嫌なイベントが迫っていた。
どうしてほかの季節ではなく、何かと忙しい春にやらなければいけないのか。
…………それは、健康診断である。
ほかの企業は秋にするところも少なくない。
恐らく会社としては混み合う時期をずらしているのだろうけど、こちら側としては迷惑意外の何物でもない。
綾香は定期的にしている下の毛のお手入れを前日の夜とあって、チェックに余念がない。
わずかにはみ出す毛を容赦なくカットして、形を整える。
縮れた毛はすぐに厚みを増すのでその分もカットして、見苦しくないようにした。
後は明日の朝もシャワーを浴びれば、準備は万端なはず………。
ゆっくりとバスタブに使った後、念入りに身体の隅々までベビーオイルで保湿する綾香だった。
習慣とは恐ろしく、ガーターベルトを身に着けて出社してしまった。
脱ぎやすいようにブラウスもボタンのないものを選び、スカートも春らしい白のエアリースカートにしたのに……。
こっそりとトイレで取り去ったのは、言うまでもない。
身長、体重、血液採取、心電図、レントゲン……。
意外にも綾香が苦手なのはバスト関連の検査ではない。
もちろんそれは嫌だけど、それよりも苦手なのはバリウムを飲まなければならないこと。
あのゲップを堪える辛さ、その後に下剤を飲まなければならない事が何よりも嫌なのだ。
前回はそれが原因で、子宮口の検査を別日にしなければならなかったのだ。
そしてそれは今回も同様で、綾香だけがまた別日にすることになって辟易である。
幸いにも会社の前まで、移動検診車が来てくれている。
さすがに全社員を1日で捌くのは困難だからに過ぎないからだけど、病院まで行かなくて済むのはありがたい。
仕事の都合で一番最後になるのは仕方がないけれど、それでは朝にシャワーを浴びる意味がなくて、綾香は不満だったけれど………。
検診車に入ると前日には見なかった30過ぎくらいの若い男性の医者で、びっくりした。
それが恥ずかしい場所を見せることを、躊躇したくなるくらい素敵な男性だなんて………。
この不条理を、綾香は恨んだ。
予めカルテには目を通していたけれど、41歳の女性だと知ってさっさと終わらせようと考えていた。
なのにどうしてか、年齢にそぐわない美人じゃないか……。
忙しなく続いた仕事の疲れも吹っ飛んで、目が覚めてしまった。
ここはひとつ念入りに丁寧に、この彼女を調べようじゃないか………。
次世代の若手のホープと期待されている若い医師の彼は、限りなく爽やかな笑顔で綾香を迎え入れていた。
医師 お仕事の後ですか?……お疲れ様です……
えぇ〜っと、○○さんですね?
綾香 あっはい、この時間になってすいません
……よろしくお願いします………
医師 お気遣いなく、仕事ですから……
それでは先日も検査したと思いますが、せっかくだからもう一度、お胸の検査をしておきましょうか……?
綾香 えっ?……もう一度、するんですか?
医師 検査は何度しても損はないですよ…
ひとりの目よりもふたりの目の方が確実ですからね………
綾香 あっ……そうですか……分かりました…
釈然としないながらも、綾香は承諾した。
友人がセカンドオピニオンを受けて、早期発見をされて事なきを得た事実を知っていたから……。
胸がお煎餅みたいにぺしゃんこにされる苦痛は嫌だけれど、それよりもこの若い医師に診られることの羞恥心のほうが何倍も気が重い。
医師 あっ検査着に着替えなくても結構です
よ、服と下着を脱いで頂ければ………
それでは普通に病院で診てもらうのと変わらないではないかと思いながら、早く済ませてしまいたい気持ちが勝った。
先程まで見えた看護師の姿が見えないのが気になると言えば気になるけれど、早く終わらせたい。
綾香はその場でレディースジャケット、トップスの薄手の白いブラウス、インナーの綺麗な純白のキャミソールを次々に脱いでいく。
密かに期待する医師の思惑に気付かないまま、彼の前で美しい肌を曝す綾香だった……。
ブラジャーひとつの姿になった綾香は透き通るように白い肌が艶かしく、負けじと白いブラジャーが清楚な彼女らしい。
大人の女性が着けるに相応しく、ブラカップ部分の上半分が肌の透ける素材とレースが仕立てられた、高級そうな下着に見える。
綾香が俯きながら両手を背中に回し、緩んだ純白のブラのストラップを両肩から外すや否や、美しい2つの白い山が現れた。
巨乳とまではいかないまでも十分な重量を感じさせ、綾香の年齢から考えても重力に負けず堂々たる姿を披露している。
また乳首、乳輪とも濃い茶色をしているのがこの年齢の女性らしく、卑猥さを醸し出している。
また乳首が大きいのが、堪らない……。
医師を前にして若い子にありがちな胸を隠す仕草を見せず、羞恥心を堪えながら平静を装っている姿が奥ゆかしい……。
医師 それでは触診していきますね、もうちょ
っとこちらへ来て頂けますか……?
無表情を作りながら渋々といった感じでキャスターつきの椅子ごと、前に進み出る綾香。
制汗剤スプレーの良い香りに混ざって、わずかに汗の匂いが漂う女の体臭に股間が熱くなりかける。
医師 ちょっと失礼します………
あくまで淡々と仕事を進めるように印象づけて、伸ばした手を豊かな乳房に触れる。
当初は興奮を隠すのに必死だった時期もあったけれど、慣れと言うものは恐ろしい。
慣れ親しんだ作業になってしまうと、よほど好みの女性でもないと興奮すらしなくなった。
大きな声では言えないけれど、同僚のひとりは若い子ならば大抵は未だに興奮すると言っていた。
先日の女子校で行われた検診は、天国以外の何物でもなかったと嬉しそうに語っる彼を見て、思わず苦笑したものである。
ロリコン趣味のない彼はどちらかと言えば、年増が好み………。
女子校生は子供にしか見えず、熟女の域に片脚を突っ込む綾香は、美魔女の片鱗を匂わす酸味の残った若い果実……。
人差し指、中指、薬指の3本を軽く乳房に食い込ませ、脂肪の塊の中の乳腺を探る……ふりをする。
外周から攻めて、徐々に内側へと狭めていく。
顔をやや俯かせ視線を一点に固定して、いかにも集中している姿を綾香に見せつける。
羞恥心を不信感に転換して、不審な眼差しを向けてくる女性も少なくない。
スッ……っと乳首を掠めて脇の下のリンパを探り、もう片側も済ませると、自信を漲らせた顔で綾香に告げる。
医師 先日の検診時、乳首の検査はありまし
た………?
綾香 はっ……?………乳首……ですか?
医師 やっぱりしてないですよね……。
若い医師の話でも普通の検診では、よほど気になる所見でもなければしないそうだ。
稀に乳首から茶色の分泌液が出ることがあって、その時には病状が進んでいるのだと彼は言う。
早期発見を推奨しているのになぜその検査をしないかと言えば、ひとつには稀にしかない症状なことと、やはり女性が抱く羞恥心の問題であるらしい……。
命とどちらが大事なのかは言うまでもないけれど、保守的な日本人にはなかなか理解が浸透しないのだと彼は残念がる。
もう小娘でもなく、一時の羞恥心ならばと綾香は快く承諾した。
彼の安心した顔よりも、避けられるリスクならば
避けたい一心からだけど………。
若い医師の彼が乳首を摘み、痛くない程度にフニフニとし始める。
摘んでは離し…摘んでは離しを繰り返し、指の腹を先端に乗せてクニクニと捏ねくり回し始める。
ふざけてるのかと思ったけれど、眼差しは真剣そのものの医師の彼。
それはそうよね………と、思い直す綾香。
指は常に接地しているわけではなく、クネクネと動かさせる乳首からわずかに浮く瞬間が頻繁にある。
そのすりっとする瞬間に、何とも言えない甘さが走る………。
ときどき乳首から離しては凝視して、また摘んでフニフニして、先端をクネクネとさせて、すりっとさせる瞬間が頻発する。
さすがに敏感な所だけに、懸念していたことが起こりはじめる。
………………感じ始めたのだ……。
彼も乳首の勃起に嫌でも気付いているはずだけれど、仕事に集中さなければならないのだろう。
意に介すことなく、粛々と続けている。
体が反応して思わず身を捩らせる綾香に、彼は言う。
医師 もう少しですからね、なるべく我慢しま
しょうね………
そんなことは分かってるけれど、仕方がないじゃない………。
相変わらず刺激される乳首に、出そうになる声を綾香は必死に堪えなければならない……。
綾香 んっ…………んんっ……………んっ……………
医師 はい、じゃあこっちですね……
散々に弄られて、今度は反対側の胸に取り掛かる若い医師の彼。
まだ弄られる前なのに、すでに勃起している乳首を同じようにフニフニ、クネクネ……と、弄られて加えられる甘い刺激……。
メイクで隠れた素顔は上気して、唯一その様子が現れる耳を紅く染める綾香。
捩りたい欲求を堪えても肩がビクっとなるのは抑えようがなく、逃れたい欲求をせめて顔を横に背けることでその気持ちを逃がす……。
膝を固く閉じて必死に堪え、とろ〜んとなりそうな表情を抑制しようと無意識に一点を見詰め続ける綾香の目蓋が、そっと閉じられる。
視覚がなくなると触覚に集中してしまい、尚も続けられる触診に快感が積み重なっていく……。
乳首が摘まれては先端に向かって滑らせるようにすぅ~っと離され、事実上の愛撫に胸の鼓動が早くなる……。
こんな恥ずかしい触診は、初めてだった……。
凄い、大きい乳首が勃起すると圧巻だ……。
思わずしゃぶりつきたくなる衝動を必死に抑え、クネクネの首を振る乳首を弄り回していると……。
綾香 あの、まだかかるんでしょうか………?
堪え切れなくなった彼女が、痺れを切らしたようだ。
医師 はい、結構ですよ……異常は見られません
でした………。
超音波検査とかマンモグラフィはなさってますから、じゃあ診察台に乗ってください……。
やっと解放されたと、勃起した乳首を早く隠したくてブラジャーを着ける綾香。
恥ずかしくて頭が働かなかったのと、早く済ませたい気持ちが先行してそのまま診察台に乗る綾香だった。
ラテックス製の手袋をするパチンっいう音がして、彼が脚を持ち上げてそれぞれ所定の場所に乗せていく。
速やかに目隠しのカーテンが引かれてから、彼の言葉で顔から火が吹きそうになる。
医師 下着を取りますね〜………
ここまこまでくれば、まな板の鯉なはず……。
この状況で医師とは言っても男性にショーツを脱がされるのは、恥ずかしくて堪らないのだろう。
動揺する様子が可愛らしい……。
彼女は自覚があるのだろうか、透けて見える剛毛の下を派手に濡らしていることを。
浸潤した粘液が生地に染み込んで、クロッチがそこに貼り付いてしまっている……。
ショーツの両側を掴んで引き下げると、腰を浮かせて脱がしやすくしてくれた。
それをそれぞれの足から抜き取って、クロッチの裏側をチェックする。
元のおりものが黄色くこびり付いたその上に重なる新鮮な粘液が、ベッタリと付着している。
鼻を近づけるといやらしい匂いが鼻を突き抜け、素早く汚れを舐め取る………。
舌に乗ったヌルヌルを上顎に擦り合わせ、飲み下す。
医師 じゃあ、ちょっと診ていきますよ〜
指をV字にして、青みがかった茶色の淫唇をゆっくり開く。
透明な粘液が一瞬膜のように広がり、短く伸びて瞬時に消滅する。
もう、準備万端じゃないか………。
カチャカチャとクスコのネジを締めて、ゆっくりと中に挿入していく。
そしてネジを逆に回してクスコのくちばしを開いていく。
中を覗き診る………。
綺麗な子宮口が艶々と光って奥に鎮座するのが見えて、その口から新たな分泌液が漏れ出している。
医学的見地から見てある意味で何の問題もないけれど、いち男の立場から見ると堪らない。
そして………気付いた。
男にとって、堪らない体質をしている女性だと。
開いたクスコのくちばしの横から見える膣壁に、おびただしい粒々があるということは恐らくお腹は側はもっと凄いはず。
数の子天井………その言葉が浮かぶ……。
見事な剛毛もそそる。
飛び出たクリトリスだって魅力的。
でも中は、もっと凄い……。
速やかにクスコを抜くと、綾香に告げる。
医師 ちょっと気になる感じがします……
大丈夫だとは思いますけど、安心を買うと思って懸念材料は消していきましょう……
綾香 えっ、何かあるんですか……?
医師 あくまで、確認です……
心配ないと分かれば、それに越したこと
はありませんからね………
綾香 大丈夫ですよね?……お願いします…
祈るような声で、綾香が言う。
そっと指を沈めて、入口から360°膣壁に触れながら奥へと進めていく。
それから下側を前後に擦り、左側と右側を同じように済ませる。
そして手首を上に向けて、抜き差しさせていく。
予想通り、凄まじい数の粒々が密集している。
ラテックス製の手袋越しにもザラザラを感じで、指を2本に増やす。
やがて目隠しの為のカーテン越しに、寝息にしては強い吐息が聞こえはじめてくる……。
ゆったりと長い吐息が伸びて、途切れたと思えばはぁ~〜〜っ…………っと、聞こえてくる……。
心なしか腰がうねり出し、飲み物を飲み下した後の……
あっ…ぁぁ〜〜っ………
…………っという、吐息が漏れ聞こえてくる。
やがて堪りかねた綾香が、訴えてきた。
綾香 先生……?……まだ掛かりますか…?
医師 医師と言えどもしっかり調べないことに
は判断をつけられませんから、もう少し
我慢しましょうね………
綾香 あっ…………はい………
感じていることを悟られまいとする、消え入りそうな小さな声だった。
指の抜き差しを繰り返す……。
どんどん繰り返していく……。
粘膜が追い縋るように絡みつき、入口が指を締め付けてくる。
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
綾香 はぁ~〜〜っすぅ~〜〜はぁ~〜〜っ……
すぅ~〜〜はぁ~〜〜っすぅ~〜はぁ~っ
淫らな呼吸音が大きくなり、恍惚としているであろう顔が見たくなる。
だけど彼は愚直なまでに指のペースを変えずに、抜き差しを継続させていく。
綾香の理性が完全に飛ぶまで、彼は止めるつもりはなかった………。
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