なにっ!?……何なのこの子!
理論的な思考ではなく心が驚愕し、立て続けて送り込まれる快感に体が言うことを聞かない。
彼の元から去った女の子たちは、絶対に損をしてるはず……。
凄まじい嵐の中にあって、綾香は場違いなことを別次元の世界でそう思っていた。
自分という魂を避難させないと精神が崩壊してしまうのではないか、そんな危機感を感じさせられるほど快感の渦に飲み込まれていたのだ。
白衣を着た女性は見ていた。
綾香が助けを求めるように手をぶるぶるさせながら伸ばし、ソファーの背凭れを掴もうとして失敗した。
それでも何かを掴もうとしてして手を彷徨わせ、くちゅくちゅといやらしい音を立てられて、感電したように体わ振るわせている。
綾香 待って……まっ……あぁっ……待って………
喉を振り絞るように、必死に何かを訴えようとする綾香……。
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ………
はち切れんばかりに勃起したクリトリスが、スナップを効かせた舌先に弾かれる。
それでいて撫であげるように弾かれている。
それを息つく暇もなく続けられるものだから、さすがの綾香も逃げ場がなかった。
そして、綾香の体が派手にバウンドした。
ビクンッ!………ビクッ…ビクビクッ…ビクンッ!
それでも尚、彼はクンニをやめようとはしなかった。
唇で吸い付き、離してはまた吸い付く。
そして舌先で叩いてはまた、連打するように走らせる。
綾香は狂ったようになり、人目もはばからず激しく喘ぎ狂った。
数分と絶たず、2度目のオーガズムを迎えて激しく体を踊らせる………。
綾香はソファーに崩れ落ちてしまった……。
肩で息をしていた綾香が、やっと落ち着きを取り戻す。
座り直して、身なりを整える。
恥ずかしくて、2人の顔を見られなかった
女性 大丈夫ですか?……そう、良かった…
貴女の協力でほら、見てください……
促されて彼を見ると、股間が膨らんでいるのが分かる。
若者 ありがとうございます……
綾香 あっ……良かったわね………
こんなことで役に立ったのなら……。
でも綾香は複雑な気持ちだった。
何となく彼が浮かない顔をしていたから……。
綾香はそれが気になって、余計なお世話だけれど聞かずにはいられなかったのだ。
綾香 どうしたの?……まだ何かあるの?
若者 いえ、あの……いえ、やっぱりいいです…
女性 聞いてくれてるのよ?
ほら、言わなきゃ……
若者 あの、今回はたまたまな気がしてならな
いんです………
お姉さんが魅力的な人だったから……。
自信がないんです、僕……
あの、擬似セックスで構いません……
僕の上で、動いて頂けませんか?
綾香 えっ………擬似セックスって?
女性 挿入はしないで、セックスをしているよ
うに腰を動かすことです……
彼に自信をつけさせるためにも、ご協力頂けませんか………?
挿入しないのなら協力出来るかもしれないけれどそれはそれで恥ずかしいし、羞恥心に耐えなければならない。
挿入……つまりセックスになってしまえば綾香は、それこそ自分を止める自信なんてない……。
恥ずかしいのを我慢さえすれば、この若さでインポテンツになったこの彼を救える……。
その一心で綾香は承諾した。
ズボンと下着を脱いだ彼を見て、綾香は釘付けになっていた。
思わず開いた口を手で覆い、彼の勃起したペニスから目が離せなかったのだ。
おっきい………。
それが綾香の偽らざる本音である。
太く逞しく立ち上がり、途中から反り返って脈打っている。
15センチくらい?……いいえ、あれは17〜8センチあっても不思議じゃない……。
綾香は2人に分からないように、コクンっと生唾を飲み込む。
絨毯に仰向けになった彼を跨ぎ、そっと腰を下ろした。
綾香 いぃ〜い?……それじゃ、するね……
太い陰茎の上を滑らせるように、ゆっくり腰を振る。
何度も何度も前後に擦り付け、彼の顔を窺い見る。
綾香 どうお?……痛くない?
若者 はい、いい感じです……
綾香 本当に?……無理はしないでね……
若者 すいません、本当は少し痛いです……
綾香 じゃあ、どうすればいい?
若者 それは……あの……下着が擦れて痛くて……
綾香 えっ?……脱がなきゃ駄目?
少し考えてから綾香は立ち上がって、スカートの中に手を入れた。
挿入するわけではないのだし、彼はずっと誠実な態度だった。
この子なら大丈夫、そう思ったのだ。
再び腰を下ろした綾香……。
フルートにつける唇のように、陰茎に淫唇が接触する。
ふにゃっと割れ目が開き、生々しい感触と温もりが伝わってくる。
綾香は腰をゆっくり前に動かし、先端まで来ると後へと腰を滑らせた。
何だか歯痒くて、いやらしくて、とてつもなく恥ずかしい…。
自分が分泌した愛液が卑猥な水音を立て、陰茎を折り返すたび、ぬちゃっ……っと音が鳴る。
ぬちゃっ……ぬちゃっ……ぬちゃっ……ぬちゃっ……
恥ずかしくって目を閉じていないと、やっていられない。
それに長い陰茎を往復させるとロングストロークになって、下から折り返す際にクリトリスが擦れてしまう……。
どうしても無意識にクリトリスを当てようとする動きになって、綾香自身が気持ち良くなってしまう…。
彼の手が下からスカートの中に入ってきて、綾香のお尻に当てられる。
優しく撫でられるその手に、まるでセックスをしているような気分にさせられる。
あぁ〜………これはこれで、いいかも……
綾香は自分の恍惚とする様を下から見られているとも知らず、ひとり快楽の世界に浸っていた。
そのときだった……。
綾香が腰を前にスライドさせたタイミングで、彼が腰を持ち上げたのだ。
彼のペニスは綾香のお尻に押されてお尻の後に張り付き、綾香が腰を浮かせた瞬間を狙われた。
違和感を覚えた次の瞬間、貫かれる圧迫感に呻き声を漏らし、何が起こったのか理解が追いつかない………。
でもそれが何なのか、すぐに検討がついた。
綾香 ちょっとっ、ねぇ……入ってるわよ……
ねぇちょっと……ねぇ……入って……あっ……
ちょっと〜……入って…んん~っ………んっ……んっ…
ん~っん~っはぁ~っ……あっあっ凄いっ………
彼によって持ち上げられたスカートからグラマーな白いお尻が現れ、太い杭が打ち込まれる様子が丸見えになっていた。
にょりっにょりっにょりっにょりっにょりっ……
にょりっにょりっにょりっにょりっにょりっ……
若者 あぁ~っお姉さんの中、凄いっ……
綾香 …………………………。
膣壁をごりごりと擦られる感触、奥をぐりぐりと押される快感に何も喋りたくなかった。
綾香は自分の左肩に頭を倒すようにして酔いしれ、無意識に腰をグラインドさせていた。
それに疲れると両手を前につき、腰を上から打ち下ろす杭打ち作業に移る。
綾香のこの動きに耐えられた男はまだいない。
吸い付かれるといのか纏わりつくかれるというのか、刺激の強い膣壁に誰もが悶絶する。
この彼も、例外ではなかった。
ぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃっ…
ぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃっ…
若者 あぁ~っ………………
綾香の子宮口が叩きつけられ、熱いものが噴射されるのが分かった………。
綾香が身を倒し、唇が重ねられる。
女性に犯される喜びを、彼は初めて知った。
舌を絡められながら、ニットの中に手を入れる。
そのまま持ち上げて綾香から取り去る。
ブラジャーも取り去り、スカートも上から抜き取った。
繋がったまま体の上下を入れ替え、彼が正常位で動き出す。
ぬっちゃっ……ぬっちゃっ……ぬっちゃっ………
自分の出した白い精液をまとわり付かせた陰茎が出入りを繰り返し、揺れる乳房に彼が吸い付く。
淫唇を縁取るように生え揃う陰毛が濡れて張りつき、陰茎が外に現れるたび淫唇が横に広がりながら肉が盛り上がる。
Gスポットを削るように擦るカリ首が中へと沈み、綾香の顎が上がる。
彼が目にする剛毛が美しい綾香の顔とギャップを生んで、射精感を押し上げる。
腰のベースが上がる………。
綾香の顔が右に左に激しく倒れ、また顎が上がる。
背中を反らして乳房の2つの山が盛り上がり、そして沈む。
そして彼が呻き、腰の動きが止まる。
ビクンッ……ビクンッ……体を揺らした。
綾香の放心した顔に開いた口が痙攣するように動き、色気のある唇がワナワナと震るわせていた。
女性 どうかな、自信は取り戻せたかな?
若者 はい、貴女と、お姉さんのお陰です……
綾香 恥ずかしいわよ………もう………
若者 お姉さんみたいな綺麗でセクシーな人っ
て、一生に一度会えるかどうか……
綾香 買い被りよ、そんな………
若者 本当です、まだしたいくらい………
綾香 嘘でしょ………
綾香の見詰める先に、脈打ちながら立派にそびえ立つペニスがあった。
女性 よかったら、いかがですか?
恥ずかしくて両手で顔を覆う綾香。
四つん這いにさせたはいいけれど、逃げ出そうとする綾香を捕まえて後から貫く。
眉間にしわを刻んだ後、体を揺らす綾香のその顔は甘くとろけそうに恍惚なものに変わっていた。
開いた唇から覗いた舌が横一直線に動き、艶かしく舐めあげる。
突き上げられるたびに口が開き、甘い声が出る。
綾香 いい〜っ、あ〜ぁぁっ…凄いっあぁっ…
壊れちゃうっ……んん~っぁぁ〜っ……
お尻を鷲掴みにして、肛門の下から出入りする陰茎にビラビラが絡みつくのが見える。
亀頭が抜けるギリギリまで引き抜き、入口がいやらしく広がるのを見て奥まで一気に沈ませる。
綾香 あぁ~ぁっ!………あ〜……あっあっあっ…
速度を上げると綾香の声も比例して早くなり、髪の毛を振り乱して狂い出した。
綾香 いっちゃうっ……もう駄目っ……ねぇ………
いってもいいっ?……ねぇいっちゃうぅ……
猫のように背中を盛り上がらせ、次いで反らせたと思ったら前に突っ伏して体を震わせる綾香。
また正常位に戻して体を重ね、唇を塞がれた綾香が下から彼の首に両手を回す。
中を掻き回される快感に彼の背中に下げた綾香の手が、怪しく這い回る。
綾香に中で締め付けられた彼の鼻息が荒くなり、その時が近いと綾香に知らせる。
その綾香もまた限界が近づき、眉間にシワが刻まれる。
ぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃっ…
ぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃぬっちゃ……
綾香の頭が忙しなく左右に倒れる。
彼の形相が険しくなった。
下半身が激しく叩きつけられる。
綾香の足の指が開き、ぶらぶらと揺らす。
綾香が足首をクロスさせ、彼を逃さないようにする。
呼吸が苦しくて、視界が白くなってきた。
もう………駄目………。
数回、強く突き上げられたような気がした。
彼がやっと萎えたベニスを引き抜く。
一綾香のそこからは筋の白い精液がとろりと流れ出て、糸を引いて落ちていった……。
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