きつい入口を潜り抜けた先の暖かさ、絡みつかれる強烈な快感に息が詰まる。
深い息を吐いてペニスの感触を堪能するように、目を閉じて切なそうな表情の綾香……。
ハッ……っとするくらい妖艶で美しく、バスの中で羞恥心に打ち震えながら乳首を吸われていた綾香とは別人に見える。
あんなに身構えていたのに綾香に飲み込まれたことで、不思議な心地よさと安堵感に包まれていることに気付く。
お腹の近くまでボタンの外れたブラウスを両手で開き、片方の胸に口を付けて空いている胸を手の平に包む。
舌と指に弾力のある硬さの乳首がそれぞれ踊り、クニクニと心地の良い魅力を伝えてくる。
綾香が反応をしているらしく、中でペニスが締め付けられるのが分かる。
乳首だけではなく乳房全体に舌を這わせ、吸い付くような肌を楽しんでいると鳥肌が浮いてくる。
右手を下に這わせて剛毛の先の敏感な蕾に触れ、優しく刺激する。
すると綾香の腰がうねり出し、前後に躍動をはじめる。
膣壁が絡みつきながら亀頭を刺激される快感に、思わず息が止まってしまう。
会社で見る先輩の綾香は堅実で頼もしく、喋れば美しいのに気さくで楽しい姉のような印象を抱かせる女性だ。
それがこんなにいやらしい人だったなんて……。
全てを味わいたい……そんな欲望にかられて綾香を抱き寄せる。
首に回された腕を持ち上げて、ブラウスの中に顔を突っ込んで脇の下に舌を這わせる。
くすぐったそうに脇を閉めようとしてもそれが叶わず、舐め続けられて体をくねらせる綾香。
塩味を感じて、堪らない……。
もう片方も味わって、肋の辺りから乳房に戻って乳首を軽く噛む。
クリトリスに触れる指を可能な限り震わせながら、乳首を含む口の中で舌を走らせる。
綾香が眉間にしわを深く刻み、腰の躍動が大きくなる。
唇を重ねられ、絡み合う綾香の舌がいやらしく動かされる。
鼻から勢いの強い息を吹きかけられ、綾香の甘い唾液を飲まされる……。
こんなにねちっこく焦らされて、女を味合わされたのは初めてだった。
もう、いつまでも持ちそうにない。
綾香にそのことを表情で伝えたつもりだけれど、それは許さないと言わんばかりに腰の動きが激しくなる。
駄目だ、そんなに動かされたらもう………。
悶絶する後輩くんを抱き締めた綾香は、腰を動かし続けていく……。
にゅるっにゅるっにゅるっにゅるっにゅるっ……
にゅるっにゅるっにゅるっにゅるっにゅるっ……
綾香の下で、彼が体を震わせたのが伝わった……。
体の中でペニスの脈動が繰り返され、熱いものが吐き出されたのが分かる。
綾香は彼に唇を重ね、同時にペニスを締め付ける。
呻きを漏らす彼に萎える暇を与えず、腰をグラインドさせるのだ。
男性には苦痛でしかないかもしれないけれど、鼻息荒く苦しむ姿に綾香はどうしようもなく興奮する。
堪え性のない彼に、綾香の味を覚えさせるのだ。
こんなに苦しんでいるのに、感じてもいる……。
そんな男性の顔を見ることが出来るから、騎乗位が好きなのだ。
それに常に奥の気持ちのいいところに当たるこの感覚も、騎乗位ならではではのもの。
堪らないの。
堪らない………。
いいの……凄くいい……。
あぁ…駄目、気持ちいい……。
ねぇ、気持ちいいの……。
凄い気持ちいい……。
ねぇ…いきそう……。
ねぇ……ねぇったら……。
気持ちいいの……ねぇ……。
ねぇったら……ねぇ……。
いっちゃいそうなの……。
ねぇ……ねぇ………ねぇったら………。
ねぇっ…………!!
ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ……
ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ……
ぬっちゃっぬっちゃっ………ビクンッ!!!
背中を反らせた綾香が突然、大きく体を震わせる………。
2度3度、大きく震わせて、後輩に力なく覆い被さった。
力を失いつつあったペニスが、後輩の呻きと共に再び力を取り戻していく。
彼自身も何が起こったか分からず、驚愕している。
それは綾香が膣を動かして締め付けるだけははなく、奥が動いていることは綾香もさすがに気付いていないのだけれど……。
2度も射精直後に勃起させられ、綾香の命じるままに壁に手をついた後から貫く。
感覚がおかしくなった割には膣の感触はよく分かるようになり、耐え難いほど気持ちいいザラザラした所を繰り返し攻めていく。
感じて締め付けてくる結合部から、いやらしい音が鳴り響く……。
ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ………
ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ………
いやいやをするように頭を振る綾香の胸を後から鷲掴みにして、膣の奥を突き上げる。
すると綾香の顎が上がり、背中が弓なりに反らせて途切れ途切れに息を吐く。
そして、膝から崩れ落ちていく……。
ゆっくりと立ち上がった綾香が便座に座った。
膝を上げる仕草で察した後輩は、両足を持ち上げてそのまま挿入する。
体位が違うと挿入角度の違いから、見える景色も変わってくる。
中腰の苦しい体勢から繰り出すゆっくりとしたピストンで、奥まで突き上げる。
恍惚とした綾香の顔がゆっくりと右に左に向きを変え、ゆっくりと顎を上げて喉を見せる仕草がいやらしい……。
疲れた後輩くんを見るやいなや綾香はまた騎乗位に戻し、ゆっくり腰をグラインド捺せながら彼を犯していく……。
もうふたりの間に、言葉は必要なかった………。
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