後になって知ったのだけれど、一本遅い時間のあの車両のあの場所は、痴漢天国みたいなところになっていたとのこと。
みっちりと男性ばかりが乗っているあの場所のドアが開いても、乗り込んでくる女性はほとんどいなくて。
掲示板とかで痴漢願望のある女性が、示し合わせ乗り込んでくるくらいなんだとか。
だから決められた合図を送っても反応の無い私は、異質な存在だったらしく、彼以外誰も触れてこなかったんだとか。
もし合図を送り返してたら、あの場にいる男性が次々手を伸ばして、痴漢され放題になっちゃったらしい。
彼等というか痴漢コーナーには、独自のルールができあがっていて、痴漢どうし縄張り意識があるみたい。
で、被害届を出されないように、女性が望まない限り、不特定多数でおさわりをする事は無いんだって。
だから、彼が乗っている間は、彼以外から触られることは無く、彼がいないときだけ、誰か他の人が手を出してくるかもしれない・・・
他にも、色々聞いた気がするけど、今は思い出せないので、これくらいで(笑
次の日も一本遅い電車に乗ったら、お尻に掌の感触がし指がうねうねと動く感じがスカート越しにも解かった。
昨日の人だってすぐに解ったのは
「良い子だね」
耳元で昨日の声がしたから。
その声の主が知りたくて、ギチギチの車内で体の向きを変えたら、薄く笑うおじさんと目が合った。
がっちりとした筋肉質だけど、身長は低めな感じで50代前後くらい。
うちの父親と似たような年代のようだった。
で目が合ったおじさんの笑顔に、思わずへらって笑い返してた。
おじさんは一瞬驚いたような表情をしたけど、前の方から触ってくれた。
スカートの上から左右のそけい部の辺りをさわさわと触られた。
ガタンッと電車が揺れ、おじさんの胸元に顔を押し当てる形で密着してしまう。
「勇敢なお嬢さんだね」
と呆れられたような声だったけれど、制服のポケットに何かが差し込まれた。
これはなに? って、聞き返そうとしたら、クリトリスをカリカリと刺激されちゃって、それどころではなくなっちゃった。
「はうぅ・・・ん」
あえぎ声と言うより吐息みたいな声が出ちゃう。
敏感なクリの周囲を丸くなぞられ続け、時折クリをソフトに触れられる。
そのたび「んっ・・・」って、声が出そうになって・・・顔が熱くなってきた。
「ほら、しっかりして」
いつの間にか私の左腕は、おじさんの濾しにしがみつくように回しちゃっていた。
車内には到着駅のアナウンスが流れている。
もう降りなくちゃ・・・もっとしてほしかったのに。
残念な気持ちを引きずったまま、ふらふらと電車から降りた。
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