エピソード5
「は?早退すんの??」
般若のお面の様な表情の同僚の優子に圧力のある声で問われた。
「フッ、、優子さん?男にはね、、どうしてもやらなきゃならねぇ時があるんすよ。(キリッ」
僕も重みのある顔と声で返した。
優子にシバかれてしまったが、僕はしっかり早退して家に戻った。
そしていざ実践と僕は幽体離脱した。
今日は金縛りの術を初めて使うので満員電車では無く、別の所に向かう。
以前に愛用していたスポーツジムだ。
初心者コースで通い始めたが、鍛える事は向いてないなと思い1ヶ月で辞めてしまった。
何故このスポーツジムを選んだか?それは大きく3つ。
まず、特定の曜日(今日)の午後はレディースデイで女性しか利用していない事。
2つ目に、施設内に「瞑想室」があり、そこはマットがひかれており主に坐禅を組んだり、柔軟をする人が活用する。つまり、長時間同じ体勢でいる事に違和感を持ちにくい所なのだ。
3つ目に、ほぼ完璧に金縛りの術が使えるようになったとは言え、本当に実用的なのかを知るため。満員電車で使う前に己の力をよく知り、より有意義にしたいと考えたからだ。
僕は懐かしいスポーツジムの中を徘徊する。
当たり前だがレディースデイの時に来るのは初めてなので、女性しか居ない施設内はとても新鮮だった。
色んな女性がいる中で、ランニングマシンに乗る20代半ばくらいの見た目のショートカットの女性に目を惹かれた。
ランニングマシンを真剣な眼差しで一所懸命に行う姿が魅力的だ。
そして、体のラインの分かるピッチリとした服。あまり強調的では無い胸、逆に強調的で素敵な弧をかいたお尻。
素晴らしい。僕は目的の「瞑想室」に行く前にこのショートカットの女性に痴漢をする事にした。
ランニングマシンに乗って走っているため、金縛りの術を使うの危険だ。とりあえず今回は金縛りは使わない。
僕は後ろからそっと魅力的なお尻をいやらしく撫でた。
素晴らしい、、とても柔らかく、それでいて張りのあるお尻はいつまでも触っていたいと思えた。
女性は違和感を感じた様で、ちょっとおしりの辺りに手で振り払う動作をしたが、走るのを辞めはしなかった。
僕はそのまま、女性のお股に人差し指を忍ばせた。走っているため人差し指を動かさなくても、女性の陰部に擦れる。
擦れると女性は少しお尻をキュッとさせた。しかし尚も気にする素振りなく走る事に集中している。
(いつまで平然としていられるのかな。。)
僕はそのまま指を挟んだままにした。
女性はお尻や股に力を入れたりしていたが、顔色は変わらない。
運動しているため、ハアハアと息切れはしているが、呼吸が乱れたり、吐息になる事は無い。
しかし、、次第に股に変化があった。
股に差し込んだ指の感触だ。最初は汗でじんわりと濡れている感触だった。次第に少しづつヌメリと粘液じみて来ていた。
そして、ヌメリとした液が増えることで、指と股の擦れが円滑となると、尚更とヌメリが増えてきた。
女性の表情は若干苦しそうで、運動で乱れないように整えた呼吸も少し息切れしだす。
よーく耳をすますと、微かに股は擦れるにネチョネチョと言い始めている。
それに気づいてすぐのタイミング、女性はランニングマシンを操作し、ウォーキングモードに変え、ゆっくりと歩き出した。
僕は一旦そのタイミングで指をはなした。
女性は数分かけて息を整えながらウォーキングをし、マシンを降りて別室に移動した。
なんとラッキーな事か、女性は「瞑想室」に入り、マットに座りゆっくり柔軟をしだした。
僕は更にテンションがあがり、チャンスだと思った。
幸い、「瞑想室」にはこの女性しか居ない。
続く。
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