その後、ふたりは心ゆくまでお互いの身体を貪りあった。
いつ脱ぎ捨てたのかも分からぬうちに共に生まれたままの姿になり、何度も何度も何度も女の子宮に無遠慮な中出しを繰り返した。
ふたりがはた、と正気にかえったのは、部屋が暗くなり、お互いの姿を視認できなくなっていることに唐突に気づいたときだった。
「あわわわわ……当たり前だけど所長から状況確認の連絡が鬼のように来てるうぅ…………」
もはや液垂れどころではない、白濁した塊を股間から絶え間なく垂れ流しながら、スマホを握りしめた女が怯えた声を上げた。
「だ、大丈夫……?」
「ぜったい大丈夫じゃないです……」
「俺も一緒に行くから……。一応、客が一緒なら上司さんもそう強く出れんでしょ」
「お客様ぁ……ありがとうございますぅ……」
「で、でもいいんですか?このお部屋、契約することになっちゃうと思うんですけど……」
「え、だってさやかもこの近所に住んでるんでしょ?来るとき言ってたよね?」
「そう……ですけど……?」
一拍置いて、女は男が何を言わんとしているのかに気づいた。
「あ……あぁ、そ、そうですね……ていうか、職場よりこの物件のほうがうちのアパートから近いぐらいで……」
しどろもどろになっている女を、男は少しばかり強引に抱き寄せると「今度はちゃんとお風呂えっちもしようね」と耳元で囁くのだった。
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