「……ひっ……!?」
臍に沿うほどに雄々しく勃起したそれは、形状もあいまって男性性器というよりは巨大な棍棒のように見えた。
「おねーさんのおっぱいで挟んでよ」
「えっ……い、いや……」
女が抵抗する間もなく、男は彼女の真正面に立つと、胸を乱暴に寄せ、まるで彼女の乳房を犯すかのようにズブズブと自身を打ちこんでいった。
「うそだろ……俺のチンポぜんぶ埋まったぞぉ……!?マジかよ……」
そのまま男は自分本位に腰を振りだした。
だくだくと垂れ流されていた我慢汁が潤滑材の役割を果たし、難なく行為を続けることができる。ぴっちりと閉じられた乳房の合わせ目を突くたびにずぷっずぷっと音を立てるさまは、もはや女性器を犯しているのとなにも変わらなかった。
「あぁ……あ……」
女は、いつしか無意識に自分の乳房を掴み、男に犯されるまま寄せ上げていた。それどころか、その手でこっそりと乳首をいじくりながら、相手の性器を受容れるようにぐいぐいと挟み上げさえしていた。
女は、たわわに実った女性としての器官を凶暴な男性自身に荒らし回され、蹂躙されてゆくほど、いっこの雌として優秀な雄に奉仕したいという洗脳にも似た痺れに支配されてゆくのを感じていた。
「あぁ……すげーいいよ……おねーさんのおっぱいマジですげぇ……」
そうしてたっぷりとした乳房を好き放題に使ってパイズリを続けていると、ふいに男の陰茎がググっと太さを増した。そしてただでさえ熱かったそれが、さらに灼けつくように熱をもっていく。
「っおねーさん、出すよっ……おねーさんのバカデカパイにっ……中出し……するよ……っ」
女がたどたどしくうなずくのとほとんど同時に、彼女の谷間のなかへ、熱い精液がほとばしり出る。
射精の勢いは止まることなく、30秒以上かけてたっぷりと放出された。
「すげ……前ズリなのにザーメン一滴もこぼれてねえ……」
凄まじい量の精液を流し込まれたにも関わらず、男が下乳を揺すったりしても、女の谷間から何かが漏れ出すことはなかった。
女が、得意げな顔をしながら恭しく乳房を左右に開いてみせると、谷間のなか全体が真っ白に染まって見えるほどに濃い、大量の精液がべったりと胸元全体を覆っていた。
それを見た女は、おもむろに己の乳房を口元へ持っていき、こびりついた白濁を舐め取りはじめた。
「おいしい?」
男の問いかけに、女は恥ずかしそうに軽くうなずいてみせる。
それを見た男は、我が意を得たりとばかりに女の隣に腰を下ろすと、彼女の乳首を軽くもてあそびながらたずねた。
「このままおねーさんのおまんこも犯していいよね?」
「………………ぅ………」
「してほしいんだよね?」
「…………」
女は、油の切れたブリキ人形のような滑らかさで、ゆっくりと頷いた。
「じゃあ、言ってよ」
「…………何を……」
「"して"ほしいんでしょ?」
女には、男が自分に言わせたがっている言葉がよくわかっていた。それを口にしてしまえばもはや全てを相手に委ねざるをえないことも。
女はつとめて理性的な判断を下したかったが、雌の喜びを眼前にぶら下げられてしまった彼女に、それはもはや不可能であった。女は、乳首から伝わってくる甘い痺れや、男の股間でぶらぶらと揺れている巨大なそれの誘惑と戦うことさえしなかった。
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