その日の翔子は朝から何処か気もそぞろでした
おそらく私が気づいていたのかを気にしているのでしょうが、何食わぬ顔でいつも通りに話しているつもりでも 頭の中では『下着の中はびしょ濡れにしながら尻や太腿にぶっかけられたんだろ』と翔子に何回も声を浴びせていました…
16時過ぎに最後の商談がおわり、今夜は晩御飯をどうしようか?など話しながら宿へ帰りました
部屋でタバコを吸いながらPCで報告書や見積書の下書きなどをしていると、ドアがノックされました
扉の向こうには翔子が…
『話が食い違うといけないので』と私がうちこむ文章を覗き込み手帳に走り書きしていました
『1本いただいていいかしら?』と私のタバコを指差し…タバコ吸われるんですか?!その銘柄でよ良ければどうぞ!と
窓の外に見える赤坂界隈の景色を見ながら一服していましまた…突然、『今朝の話なんですけど…』と
『朝の電車でお尻を誰かに触られたの…軽くよ!軽く…こんなおばさんがお尻触りたいバカとかいるのね…久しぶりだったからびっくりしちゃった』…タバコの煙と一緒に吐き出した言葉…
その瞬間翔子の身体の奥底に根深く染みついたものを感じました…この女ドがつくMだ…確信しました
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