(・・・どうして?・・・ダメだよ・・・今、隣には彼氏が・・・ユウくんが座ってるんだよ・・・)
私は隣に座るのを見てパニックになった。
本当に驚いたし焦ってしまった。
(ダメだよ・・・イヤ・・・バレるよ・・・ダメ・・・)
そう心で叫んだ。
けれどそんな思いは、人差し指の背が すうっと太ももを撫でただけで崩壊した。
「・・・少し・・・寒いね・・・」
そんな言い訳をしてコートを被った。
ユウくんの顔を見て、恥ずかしくて笑顔を作った。
男の指は、もう乳首に触れていた。
男の指は、どれだけ触りたかったのか・・・それを私に伝えてくる。
下着を着かさせてもらせなかった・・・歩だけで服に擦れて、ずっと固くなったままの乳首。
その乳首をギュッと、痛いほど摘む。
「そんなに?」
ユウくんが優しく微笑んでいる。
私はユウくんの目を見つめながら頷いた。
男の指は乳首を摘み、転がし、引っ張っていた。
照明がゆっくりと落ちていった。
私は声を押し殺しながらスクリーンを見た。
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