扉が閉まると、私はさっきよりも腰を突き出した。
速く触ってほしかった。
気持ちよくしてほしかった。
私は自分を痴漢する男に懇願するような気持でいた。
けれど、男はすぐには触ってくれなかった。
指は太ももの外側を上がっていった。
何をしようとしているのか分からなかった。
(どうして?・・・なんで?・・・触ってよ・・・お願い・・・早く触って・・・)
そんな恥ずかしいことを考えていた。
自然と腰を揺らしていた。
誘うような動きをした。
男の指が下着の布を摘まんだ。
グイッと引っ張った。
下着が2センチほど下がった。
またグイッと引っ張られる。
さらに下着が下がる。
そんな事を繰りかえすと、たった数回で下着は私の太ももまで降りていた。
「もう少し足を開いておかないと・・・下着が床まで落ちちゃうよ?」
初めて男の声を聞いた。
下着が落ちる・・・誰かに見られる・・・自分が何をされてるのかバレてしまう・・・
私は咄嗟に、足を肩幅ほどに広げた。
太ももで下着のゴムが伸びた。
そして開いた足の間に、男の指が・・・さっきまでよりも簡単に触っていった。
※元投稿はこちら >>