「おはよう」
「・・・・・おはよう」
彼は、少し気まずそうに返事をした。
昨日の事を、まだ気にしてるみたいだ。
だって、汚いと思うから・・・だから、どうしても触れせてあげられない。
彼の唇は汚れていない・・・だから、私の汚い唇で汚しちゃいけない。
「・・・昨日・・・ごめん・・・」
「・・・・・大丈夫・・・いこっ」
謝る必要なんてないよ・・・
悪いのは、汚されちゃった私なんだから・・・
そう思ったけど、言えるはずがない。
自分が何をしたかなんて・・・
私の体が何をされたかなんて・・・
口が、何に使われたのかなんて・・・
できるだけ元気な笑顔を作った。
彼は、少しホッとした顔をした。
2人で手を繋いで校門をくぐる。
口の中には、まだ匂いが残っていた。
頭の中には男が・・・電車の中で見たスーツを着たオジサンや、携帯を手に持った学生の顔が浮かんでいた。
スカートの中では、下着の奪われたアソコが、また濡れ始めていた。
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