電車が揺れるたび、それはお尻の上でユラユラと揺れた。
圧迫感を感じる小さな点。
最初は左右に少しだけ・・・けれどだんだんと揺れの幅は大きくなっていった。
電車がまた次の駅に止まり、目の前の扉が音を立てて開いた。
また数人が乗り込んでくる。
けれど、また誰も近くには立たなかった。
扉が閉まるより先に、大きな掌がお尻を撫でた。
指を開いて揉みしだいてくる。
私は熱い吐息を出した。
目の前のガラスが大きく白く曇っていた。
ガラスに写る私の顔は、電車に乗った時よりも興奮していた。
まるで反応を楽しむように、男の手は優しくお尻を撫で、強く揉んで弄んでくる。
私は体をピクッとさせ、声を殺して息を吐いた。
電車の速度が遅くなると、手は名残惜しそうにユラユラと揺れた。
扉が開く瞬間まで、ずっとお尻を撫でていた。
また数人が乗り込んできて、また扉がしまる。
手がスカートを捲り、太ももの内側を撫でた。
誰かに下着を見られてしまうのが恥ずかしくて、私は体を横に向けてしまった。
それが男を助ける動きだなんて、想像もしていなかった。
座席に座る人たちや、吊皮を持って並んでる人たちの方は見れなくて、顔だけをガラスに向けた。
私の体と誰もいない車掌室の間で、男の手がお尻を撫でる。
スカートの上から触られた時よりも、指の1本1本がハッキリとわかった。
大きな手が下着の上から 私のお尻を撫でては揉んだ。
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