「おはよう」
「おはよ~」
「おはよ」 「おはよう」
いつもと同じ時間に、校門前の道を歩いた。
昨日は家から学校まで普段通りに、一昨日は近所の公園で、1時間近く時間を潰して・・・今日は、1時間近くを駅のホームのトイレで過ごして・・・
彼が反対側から歩いてくる。
私は駆け寄り声をかける。
「おはよ!」
彼は、少し照れたような、ぶっきらぼうな反応をする。
私は、そんな彼を少し可愛く思いながら、彼が挨拶を返すまで「おはよう」を繰り返した。
「なんだよ・・・なんかテンション高いな・・・」
「そう?いつも通りだよ」
「そうかな」
「そうだよ」
アソコがキュンとした。
下着は履いていない。
今もまだ、あの男の鞄の中だ。
彼に顔は近づけられない。
時間がなくてちゃんと洗えなかったから。
「じゃ、お昼は一緒に食べようね」
「行けるかわかんねーよ」
「んふふ~・・・て言って、毎日来てくれるくせに」
私は彼を見送った。
照れている仕草が可愛い。
そう思う気持ちを、口の中にまだ残る精液の匂いが邪魔をしていた。
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