汚れてる・・・
第一印象はそれだった。
舌先に感じたのは、ザラザラした感触だった。
苦い・・・
ザラザラしてる・・・
唾液で溶けて、ヌルヌルし始める・・・
私は公衆トイレの床に跪き、舌の先で、舌の腹で、熱い肉棒の温度を感じていた。
細かいタイルが膝に痛かった。
恥ずかしくて怖い・・・なのに、自分の口が立てる音に興奮していた。
グチュッ・・・ ・・・チュッ・・・・・クチュッ・・・グチュッ・・・・・チュッ・・・
「・・・んっ・・・いいよ・・・凄くいい・・・」
そんな声に視線を上げると、携帯のレンズはまだ私を見つめていた。
恥ずかしかった。
怖かった。
けれど、興奮した。
だから、私はレンズを見つめながら微笑んだ。
クチュッ・・・チュッ・・・クチュッ・・・・・・クチュッ・・・チュッ・・・グチュッ・・・チュッ・・・
遠くから聞こえる雑踏。
なのに私を包む狭い個室に、卑猥な音が充満していった。
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