(・・・・・・もし・・・・・・もし、あのまま・・・そしたら、わたし、どうしただろう・・・)
私は仕事中にすら、そんな事をふと考えながら過ごしていた。
(・・・ダメ・・・・・・ダメよ・・・こんなの、考えちゃダメ・・・)
頭の中で自分を否定しながらも、それを考えている時は必ずあの夜の事を・・・あの日に与えられた快楽を 心と体が思い出していた。
乳首をカリカリと掻く指の爪・・・・首を撫でられながら、唇に触れられ・・・口の中に入ってきた指に、無意識のまま吸い付いた自分の唇・・・
膣の中で動く2人の指・・・太ももを撫でるのとはまた別の男の、曲がっては伸びる指・・・ピストンを繰り返す指・・・
思い返しただけでイキそうになりながら、必死に耐えながら日常を繰り返していった。
そんな私を、半月ぶりに また友人が誘ってきた・・・
また集まろう・・・と。
明日は休みだし、連休でしょ・・・と。
私は『いいよ、行こうか』と返信した。
けれど頭の中にあったのは友人との楽しい時間ではなかった。
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