「・・・・・寝たな・・・」
「・・・あぁ、そうだな、寝た・・・寝たな・・・」
それは、お互いに話し合っているような・・・けれど、私に言い聞かせているような声に感じた。
「・・・もう起きないな・・・」
「あぁ、起きない・・・ほら、こんな事されても・・・・・ほら・・・」
左足の太腿の内側を、男の指がスゥッと撫でた。
とっさに声が出そうになった私は歯を食いしばり、唇をギュッと閉め、漏れそうになった声を押し殺した。
「・・・・・ほら・・・・・・な?・・・・・・ほら・・・ほら、こんなに・・・ほら、こうしたって・・・ほら、起きないだろ・・・ほら・・・」
男の指が、往復するたびに露骨に動いていく。
最初は膝のあたりだけ・・・でもすぐに太腿の内側を撫で始めた。
そして、その指先は太ももの根元に・・・もう少しで私のアソコに触れそうなほど深くなっていった。
「・・・ああ・・・・・・ああ、そうだな・・・」
そんな声が聞こえた。
そして私の右足・・・太ももの内側に、手が這っていった。
二本の手が両足の太ももの内側を撫でていく。
右足を撫でるのが左手だと・・・左足を撫でるのが、別の男の右手だと、肌を触られる感触だけで理解していた。
そして、また別の手が右足の足首を撫で始めた。
右側に立つ男が胸を・・・左側に立つ男が首を撫でていく・・・
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