・・・寝たら、何なの?
・・・どうするつもりなの?
・・・このまま寝たら・・・いったい・・・
いったい・・・何をされるの?
そんな言葉が、酔っ払った頭の中でグルグルと回った。
その時はまだ、自分が興奮している事に気づいていなかった。
けれど意識がクラクラとするのは感じていた。
そして目を閉じたまま、私の周りに立って話す 数人の男の声を聞いていた。
「・・・見ろよ・・・ほら・・・この女、ストッキングも履いてないぞ・・・」
その言葉に、私は急に恥ずかしくなった。
カラオケの採点で、友人に強制された罰ゲーム・・・
笑いながらストッキングを脱ぎ捨てた、2時間前の自分を責めた。
けれど、「・・・これなら・・・・・・触るだけじゃ終わらないんじゃないか?」
男が言った そんな言葉に急に、突然に心拍数の上がる自分がいた。
ダメ・・・イヤ・・・ダメよ・・・
・・・ダメ・・・だって・・・
だって、この人達・・・私に・・・
怖かった。
怯えている自分がいた。
少なくとも3人が向かいの席に座っている。
そして私の周りにも数人がいる・・・
「・・・なぁ、もう良いかな?」
「焦るなよ・・・もう少し待とう・・・」
「そうだよ、もう少し・・・・・さっきみたいに足を開いたら・・・だよ」
・・・ダメ・・・
・・・・・怖い・・・
・・・・・・・・でも・・・
私は全身が汗ばむのを感じながら・・・心臓が激しく脈打つ音を聞きながら・・・ゆっくりと足を開いていった。
恥ずかしい・・・怖い・・・そう思いながらも、真っ赤な顔で キツく目蓋を閉じたまま、ストッキングも履いていない足を・・・ゆっくりと静かに開いていく。
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