見られたんだ・・・スカートの中を、あの男達・・・見たんだ・・・
そんな言葉が頭の中をグルグルと回っていた。
目を開け、3人をはっきり見たのに目を閉じた・・・怒るよりも先に顔を伏せ、寝たふりをした・・・その事が男を痴漢に進化させるなんて思いもせず。
そのまま目を閉じている私に、誰かが横に立った気配が伝わってきた。
さっきまで睡魔に負けた私が枕にしていた右腕・・・それを預けている長椅子の銀色のポール・・・その先に・・・私の膝に股間が触れそうな距離に男が立っている・・・
そして私の左側にも一人・・・いや、二人の気配がしていた。
「・・・・・・おい・・・・・おい、どうする?」
男の声が聞こえた。
でも、それが私に向けられていない事は 何故だかなんとなく感じていた。
そしてすぐに、「・・・もう少し待とう・・・」と、別の声が答えた。
「・・・起きたかな?」
「わからん・・・・・さっき、ちょっと怪しかったな・・・」
「だよな・・・・・どうする?」
「どうするって・・・・・・ま、見ろよ・・・ほら、また寝はじめた・・・」
「・・・だな」
「このまま、また股を広げたら・・・寝たって事でいいんじゃないか?」
「・・・・・・そか・・・少し待つか・・・」
「・・・ああ・・・」
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