続き
ついに、あの女性が、また来店した。
神野志帆(仮名)。いつも胸元を開けた服を着て、髪を栗色に染めて、擦れた感じが、なんともいやらしく写る。
前回は、彼女の身体に吸い寄せられるかのように際どい部位をもみほぐしてしまった。
今回で、3度目の担当になる。1ヶ月ぶりくらいだろうか。密かに待っていた。
施術前、疲れている部位を伺うと、「足とお尻」との返事が帰ってきた。
前回は、肩と腕が張っていたので、試しに触ってみると、案の定、肩はガチガチだった。肩は、ほぐさなくていいの?それ以上に、お尻をほぐしてもらいたいの?
肩を申し訳程度にほぐし終え、リクエスト通りのお尻に手を向けた。
いつものほぐしとは、手つきが違い、太ももの間に手を潜り込ませて、鼠径部のラインを指でなぞらせたり、両手でお尻を鷲掴みにして、お尻の穴を広げるように、大きく円を描いて揉んだり、他にも。
一線を越えていた。
一線を越えた施術だった。彼女は、yesなのか?noなのか?
施術終わりに、ベッドに座ってもらって、最後に軽く肩をほぐすのだが、肩をほぐしながら、上体を少し前のめりにした。
僕の下腹部と、彼女の背中が一瞬、触れあった。すると、それに応じるように、彼女が、体重を預けてきた。
しばらくそのまま身体を密着させたまま、彼女の肩や腕をほぐして、終えた。
彼女の背中が、yesと言ってくれている気がした。
※元投稿はこちら >>